ジャズヴォーカリスト・情家みえの新作「BONHEUR」がリリース! “幸せ”を紡ぐ10曲を、最高音質で

  • 文:Pen編集部
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情家みえ『ボヌール』(ウルトラアートレコード)

高音質音源レーベル「ウルトラアートレコード」より、ジャズヴォーカリスト情家みえの第2弾アルバム『BONHEUR(ボヌール)』が、9月10日に発売される。「幸せ」を意味するフランス語を冠した本作は、彼女にとって7年ぶりにリリースするアルバム。スタンダードジャズの名曲を中心に構成された10曲は、円熟味を増した歌唱と超高音質で、リスナーを魅了する。

レコーディングは、東京・代々木のポニーキャニオンスタジオで実施。録音エンジニアは前作「エトレーヌ」に続き、プロ録音賞を20数回受賞する塩澤利安が担当した。同レーベル特有の編集・加工をしない“ワンテイク録音”や、イコライジング・コンプレッションを使用しない手法を貫き、「ありのままの音で勝負する」というアーティストとレーベルの強い信念を体現している。

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情家みえ(中央)と、プロデューサーを務めたウルトラアートレコードの代表・潮晴男(左)、副代表・麻倉怜士(右)。

参加ミュージシャンは、後藤浩二/ピアノ、古木佳祐/ベース、ジーン・ジャクソン/ドラム、田辺充邦/ギター、山口真文/サックス。特に10曲目の「アイ・キャン・シー・クリアリー・ナウ」は、レコーディング時が人前で披露する初の場となったという。全体的にバラードが中心で、しっとりとした大人の世界観が際立つ構成だ。

ジャケットには手描きのイラストを採用。巷ではサブスクが盛んだが、物理メディアへの強い信念が感じられることも今回の特徴で、“作品として手元に残る音楽”を志向するレーベル姿勢が貫かれている。

なお、情家は本作を携え、8月9日開催の「香港ハイエンドオーディオ&ビジュアルショー 2025」で初の海外ライブを予定。ピアノにはアルバムにも参加した後藤浩二を迎える。

情家みえ オフシャルサイト
www.miejoke.com