気づけばすっかり足元がスポーツサンダル(スポサン)ばかり。
「最後にソックス履いたのいつだ?」ってくらい毎日素足です。
(許されてしまう職業ですみません)
今年も我が家に新しいスポサンがどんどん仲間入りしてまして。
そのなかで「これ使えるかも」と考えてる一足が今回の主役。
KEEN「ハイパーポート エイチツー」のHiking Patrolコラボモデルです。
ノルウェーのHiking Patrolは、
『ソーシャルメディアとしてアウトドアライフスタイルを探求する場』
by TOMORROWLAND
『Wai Tsuiが2017年に立ち上げたデジタルハブだ』
by Hyperbeast
はい、ぜんぜんわからないのでコラボの話はスルーします。
KEENにはアウトドア用の「ニューポート」という代表シューズがあります。
この「ハイパーポート」はその全体をソフトにアレンジして、街履き対応にした今年の新型。
ネオプレン素材でしっかり足を包み、フィット感は限りなくスニーカー。
素足で足入れすると、足裏が感じる樹脂の感触はスポサン。
KEENらしいハイブリッドシューズです。
まだ長時間履いておらず機能の良し悪しはお伝えできませんが、ここで注目したいのは派手ポップなカラーリング。
チョコレートアイス×ピスタチオアイスのようで、デザートっぽいんです。
男性でこの色に惹かれる人は限られるかもしれませんが、アウトドア系の服を街で着るとき役立つ色なんです。
色の主張の強さが、ダルで野暮ったくなりがちなアースカラーの服を中和させるのにちょうどよく。
山男なベージュのスポーツ短パンが、だいぶ都会見えしてると思いません!?
ファッショナブルという意味で。
いま気に入ってます、この組み合わせ。
昨年ですと、こんなサンダルを合わせてました。↓
どんな服でも品よく仕上げてくれる夏の最強の色、白。
困ったときの白です。
ベージュ短パンの格上げにもぴったりなのですが、ただ面白みは薄い気がします。
無難にまとまっている感じです。
黒ソールは履くと隠れて真っ白スポサンになりますから、かなりシンプルなんですね。
別サンダルも組ませてみました。↓
これはこれでアリな感じもします。
ただ、山や海を想起させるコーデですよね。
(シューズの色がサーフィンっぽいから?)
アウトドアでは馴染んでも、街着にするには一工夫必要かと。
トップスに着る服をトラッドな麻のブルーストライプシャツにするとか。
こう見ていくと、モードデザインふうのKEENのハイパーポートが、土臭い服を都会的に仕上げる救世主になりそうです。
こんなカーキ色の長め短パンでもイケますし、
上下アースカラーでも、シューズのおかげでファッションしてます。
白や黒のシューズだと、この軽さは出しにくいでしょう。
さて、ここでハイパーポートに物欲が湧いてきた人に、ひとつだけ注意というか小耳情報を。
フットベッドの先端に指掛かりの凹凸があります。
これがちょっとやっかいでして。
わたしは幅広の不格好な足なもので、幅でサイズを決めると足寸が足らず、指掛かりの凸部分に指先が乗ってしまいます。
KEENはタイトめの足型が多いから、幅調整しやすいビルケンシュトックなどと違い足寸をジャストにできないんです。
素足履きして立つと指先が不自然な凸を感じてモヤモヤします。
ただフットベッドはとても柔らかく、歩いてしまえばさほど気にならなくなるのですが。
……っても、KEENのこのシューズの販売ページのレビューを見たら、たくさん書き込んでいる人たちの誰もこの点を指摘せず。
そっかー、皆さんフィットしているのかー。
わたしほど足裏の感触に神経質な人がいない可能性も。
どっち??
今回登場させたスポサン3足。
左から時計回りに、サロモン「RX MOC 3.0」、KEEN「ハイパーポート エイチツー」、KEEN「シャンティ」。
サロモンも今夏入手したもの。
プレスルームを何度も訪れサンプルを触っているうちにほしくなり、ネットで運良くセール品を見つけて買いました。
スニーカーのような取り外し式インソールで、内張りがコルク。
素足で気持ちいいスリッポンです。
気に入っているのですが、チンチクリンで短足な自分には似合わない気がしてます……。
脚がスラッとしたイケメンが海辺で履いてたらカッコいいだろうな!
そんな人は何履いても、何着てもカッコいいか……。
あ、ハイパーポートはカカトを潰して突っ掛けサンダルにもできます。
ご参考までにー。

ファッションレポーター/フォトグラファー
明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。
明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。