
オーストラリアのメルボルンを拠点とするコンテンツクリエイター、ブルー・バレンタインの身体には、250ものタトゥーが刻まれている。顔以外、喉からバスト、ヒップや脚まで、まるでボディスーツのように全身を覆うタトゥーに、彼女は約480万円の費用をかけてきたという。彼女のタトゥーを映した「タトゥーツアー」と名付けられた動画は、TikTokでバイラルに。インスタグラムでは約5万人のフォロワーを持つインフルエンサーとなっている。
バレンタインによると、現在28歳の彼女は、5年前に初めてのタトゥーをゲット。述べ7時間の施術時間を数回に分けて受け、すべてのタトゥーに共通しているのは、「1950年台のピンナップガール」というコンセプト。それぞれのパーツに入れられタトゥーには、「ヴィンテージサイン」、「ダイナー」、「ミリタリー」、「サーカス」、「セーラー」、「ガレージ」、「ウエスタン」というテーマがあるのだとか。
常にタトゥーを入れたいと思い続けていた彼女は、針や採血の注射が苦手で痛みに耐えられないのではないかと懸念したため、まずは肋骨に小さなフラワーのタトゥーを入れるところからスタート。そのセッションで「恐ろしい痛み」を感じたにも関わらず、バレンタインのタトゥー欲は止まらず、その一週間後には腕にタトゥーを入れる予約をしていたという。
タトゥーを入れる際には、まずiPadでコンセプト画をスケッチし、タトゥーアーティストにムードボードのようなものを渡すのだとか。その後、6〜7時間かかる施術を予約し、1週間もしくは2週間おきにタトゥーを入れていくという。「通常、丸1日あれば、2つの大きなピースか、3つの中くらいサイズのピースを入れることができます」、とバレンタイン。
彼女のお気に入りは、喉のタトゥー。そこには「あなたのバレンタインではない」と彫られている。バレンタインは彼女の姓。「それは大胆な発言であり、私の性格を強く表していると思います」。バストに入れられた、「All Bark, All Bite(吠えるだけ、噛むだけ)」というタトゥーも気に入っているそう。
バーで働いている彼女は、全身タトゥーのせいで嫌がらせを受けることもあるというけれど、タトゥーごと愛してくれるパートナーと旅していて、タトゥーを入れたことについては後悔していないと言い切る。「タトゥーを入れ始めるのを23歳になるまで待ってよかった。さもなければ、私はちょっとしたショックを受けていたかもしれません。タトゥーアーティストのおかげで、すべてが計画通りに上手くいきました」。
バレンタインのタトゥーは多くのフォロワーから称賛のコメントを集めている。「あなたは文字通り歩く芸術作品です」、「あなたのタトゥーはとてもよく考えられています。それらは素晴らしく、あなたはとてもゴージャス」、などなど。
現在彼女の身体には顔と耳、と足の裏以外すべてにタトゥーが入った状態だが、次は耳に入れる予定だとか。「顔は裸のままにしておきたいの」、と彼女。
ここまでびっしりタトゥーが描かれていると、服を着ていなくても気づかれなさそう!?
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