“歌う砂”に着想を得たウイスキーの最終章。『アードベッグ トリー・バン 19年 バッチ7』が数量限定で登場

  • 文:Pen編集部
Share:
Ardbeg TB7 Social Res-019-4529_veryhigh.width-9500x-prop.png
「アードベッグ トリー・バン 19年 バッチ7」 50.3% 700mL ¥45,100

アードベッグが2019年から年に一度のスモールバッチで送り出してきた『アードベッグ トリー・バン 19年』シリーズの最終章となる「バッチ7」が、7月25日より数量限定で発売される。

アードベッグ蒸留所の西に位置する、アイラ島西岸には“歌う砂”の名を持つ神秘的な浜辺「トリー・バン」からインスピレーションを得た。白くやわらかな砂が足音に応えて音を奏で、海面の下には鋭い火山岩が潜む、美しさと危うさが共存する風景だ。

今作は、シリーズ史上最多となるオロロソシェリー樽原酒の比率で仕上げられ、スモーキーさや柑橘のニュアンスに、シェリー樽由来の塩キャラメルやスパイス、そしてココアパウダーのようなビターな甘みが折り重なる。アルコール度数も従来の46.2%から50.3%へと引き上げられ、より豊かで力強い飲みごたえを実現した。

香りは、石炭やタールを思わせる濃厚なスモーキーさに、ペパーミントやユーカリの清涼感、そしてレモンピールの爽やかな甘さが印象的。口に含めば、ベルガモットの明るい柑橘にはじまり、力強いスモーク、ジンジャーやクミンのスパイスが層をなして広がる。最後には、塩気を帯びたトフィー、焦げた木、ヒースの香ばしさがじんわりと残る。

マスターブレンダーのジリアン・マクドナルドは「まさに、有終の美を飾る一本です」と自信をのぞかせる。

“歌う砂”にインスパイアされた、旅の終着点。時を重ねて磨かれたその味わいに、静かに身を委ねてみたい。

Ardbeg TB7 Social Res-027-_veryhigh.width-9500x-prop.png
“歌う砂”の名を持つアイラ島の浜辺「トリー・バン」。美しさと危うさが共存するその神秘的な景色がウイスキーの名に。
Ardbeg TB7 Social Res-046-_veryhigh.width-9500x-prop.png
アルコール度数はこれまでの46.2%から50.3%へと大幅に引き上げられ、シリーズの最終章にふさわしい完成度が際立つ一本へ。

アードベッグ

www.ardbegjp.com