「顔が残念だと?」全身96%タトゥー男の怒りの反論動画に話題騒然

  • 文:吉井いつき
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Shutterstock ※画像はイメージです

欧米はタトゥーに寛容といわれている。しかし、身体中にタトゥーを入れているようなマニアに対しては、やはり風当たりが冷たいようだ。「世界一のタトゥーパパ」と呼ばれる有名なタトゥーマニア男性が、SNSの荒らしに反論して話題となっている。英Mirror紙が報じている。


レミーさんはInstagramに16万人近いフォロワーを持つ有名なタトゥーマニアだ。彼は18歳の時からタトゥーに数千ドルを費やしており、手足はもちろんのこと、胴体から頭部まで覆い尽くすほどの大胆なタトゥーを施している。元の肌が見えるのは顔と指先くらいで、フォロワーからは「世界一タトゥーを入れたお父さん」などと呼ばれている。

荒らしコメントに反論!

今年6月、レミーさんはInstagramに一本の動画を投稿している。それは「顔が残念だ」というコメントに対するレスポンスだ。コメントによほど腹が立ったのだろうか、動画でレミーさんは、匿名アカウントから他人の顔を批判することの卑怯さを指摘し、「偽のプロフィールに隠れたおかしなインセルにはなりたくない」と言い切っている。

この動画はタトゥーマニアが多いであろうフォロワーにも響いたのだろうか、900件以上のいいねを獲得し、180件以上のコメントが書き込まれている。コメントの多くはレミーさんに好意的で、「君のタトゥー、すごく気に入っている」「あなたはハンサムだ」「心から尊敬している」と、レミーさんを励ますような言葉が目立った。

レミーさんは以前、悪意や憎しみに満ちたコメントをもらったことはないと話し、「ネット上で憎悪を受けた時は無視するか、荒らしの幸運を祈るんだ。彼らを狂わせているのは私自身ではないと、私は十分に理解していますから」と荒らしに対しても大人の対応をしていると述べていた。しかし、やはり時には耐え難い侮辱が届くこともあるのだろう。今回の動画はそれを感じさせる。

怒りの投稿の後もレミーさんはSNSを更新し続けており、フォロワーらの質問に回答したり、タトゥーの情報を伝え続けている。時に荒らしに心乱れることはあっても、タトゥーをやめる気は微塵もないようだ。

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【動画】荒らしに反論するレミーさん

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【画像】今と昔のレミーさん

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【画像】身体中のド派手なタトゥー

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