
眼球に色をつけるタトゥーは海外の身体改造マニアに人気の施術の一つだが、当然ながら危険も大きい。カナダ在住の女性マニアが眼球のタトゥーに失敗したとSNSに投稿し、注目を集めている。英ミラーが取り上げた。
眼球を染めるはずのインクが漏れて…
トロントに住むメアリー・マグダレンさんは、これまでに50万ドル(およそ7150万円)以上かけて全身を「改造」してきた身体改造マニアだ。唇へのフィラー注射、ブラジリアンヒップアップなどの美容整形のほか、首から下は黒いタトゥーに覆われ、顔にも傷跡のような大胆な模様を刻んでいる。
メアリーさんは最近、右目の眼球をネオングリーンとイエローに染める施術を受けた。左目にはすでに真っ黒なタトゥーを入れているのだが、「ミュータント・ハイブリッドの終末論的な異世界の女神」のような見た目になりたいと、右目は蛍光色で「サイケデリックな効果を狙った」とのことだ。
しかし、この施術はうまくいかなかったようだ。黄色いインクが漏れて眼球の周りに塊を作ってしまい、メアリーさんは目を途中までしか開けられなくなってしまったという。本人によると、「眼科で余分なインクを除去する治療を受ける必要がありそうだ」とのことだ。
メアリーさんは目の状態について自らのSNSアカウントで公開している。TikTokやInstagramに投稿された動画を見ると、あふれたインクが右目の粘膜はもちろんのこと、まぶたなど周辺の皮膚も黄色く染めていて、まるであざのようになってしまっている。メアリーさんはTikTokに2万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーであり、動画には「痛そう」「その色は消えるの?」「視力は大丈夫?」などメアリーさんの体調を心配するコメントが多く寄せられている。最近の動画を見ると、状態は徐々に良くなっているようで、彼女を応援するフォロワーたちも安堵しているようだ。
画像を見るどころか話を聞くだけでも目が痛くなるような状況であるが、メアリーさんの身体改造への熱意が冷めることはないようだ。彼女は近々乳房の縮小手術を受ける予定だと明かしており、舌を二つに割るスプレッドタンや耳を尖らせるような施術にも興味があるとも語っている。「ミュータント・ハイブリッドの終末論的な異世界の女神」を目指し、メアリーさんはこれからも自らを改造し続けるのだろう。
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メアリーさんの動画
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