
飛行機の中で赤ちゃんが泣き出す――多くの大人が一度は経験したであろう、ちょっとした機内の試練。しかし、この赤ちゃんの場合、泣き声の代わりにまさかの“お詫びパフォーマンス”が世界中の心をつかんだ。
話題になっているのは、イギリス・ロンドンからアメリカ・アトランタへ向かう約8時間のフライトに乗った、生後5カ月の赤ちゃんのアヴァ。
母親のハンナ・チェストナットさんが、飛行機を降りる乗客一人ひとりに「すみませんでした」と謝る(ように見える)アヴァの動画をインスタグラムに投稿したところ、SNSで400万回以上再生された。
動画には、父親のジョセフさんが赤ちゃんを抱っこしながら、降りていく乗客をお見送りする様子が映っている。アヴァは小さな手足をバタつかせ、満面の笑みで通り過ぎる大人たちに愛想を振りまく。「迷惑かけました〜!」とでも言わんばかりの笑顔に、降りていく人々も思わずにっこり。母のハンナさんいわく、「アヴァはフライト中、意外とおとなしくしていてくれたんです。でも“お詫び動画”を撮ってみたら、まさかのバズったの!」とのこと。
家族はこの便のあと、さらに乗り継ぎ便に乗ることに。そこで本領を発揮したアヴァは、疲れもあってか大泣きモード全開!母親は「皮肉にも、本当に謝罪動画を撮るべきはこっちの便だった」と笑っている。
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SNSでは「赤ちゃんに怒れる人いるの?」の声
コメント欄では、赤ちゃんをめぐる“機内論争”が再燃。「赤ちゃんが泣くのは当たり前!大人が耳栓をすればいい」「こんな顔に怒れるわけない」「赤ちゃんに謝罪なんてさせる必要なし!」と温かい声が多い一方で、「SNSネタにして自己満足してるだけ」など、手厳しい声も。
ただ母のハンナさんは、批判も含めて全部楽しんでいるそうだ。「まさかあんな一瞬の“おふざけ”動画がこんなにバズるとは思いませんでした。面白すぎて、正直最高です!」
泣き声で謝罪? 笑顔で許される?飛行機での赤ちゃん問題は尽きないけれど、この愛らしすぎる“謝罪係”には誰も勝てないかもしれない。
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