屋形船でミシュラン!? 「鮨むらやま」が監修した贅沢コースを、船上で楽しむという粋な体験

  • 文:Pen編集部
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「鮨 おりがみ」は8席のカウンターからなる屋形船(最大12名まで)。約10メートルのL字型カウンターは、香り高いひのきの無垢材を使用している。

東京湾を走る屋形船の常識を覆す、新たな“鮨体験”がこの夏、始まる。

天王洲アイルにある船着場から黒い屋形船に乗り込むと、そこはまさに老舗の鮨屋といった雰囲気。畳敷きの空間に、ひのきの無垢材を使ったカウンターが広がる。

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左:外観は黒いシックな屋形船。提灯などはない。 右:清潔感のあるカウンター。貸切も可能だ。

靴を脱いで席に着くと、窓の向こうにキラキラと輝く川面と東京湾沿いの景色が目に入る。ゆっくりと船が進みだすと、レインボーブリッジ、東京タワー、浜離宮庭園、勝鬨橋、スカイツリーといった東京のランドマークが次々に現れる。

そしてこの空間で提供されるのは、ミシュラン一つ星を獲得している銀座の名店「鮨 むらやま」が監修した極上のコース料理だ。

創業80年を誇る豊洲の仲卸「石司」から仕入れる天然生本マグロをはじめ、江⼾前の新鮮な⿂介を使⽤した旬のつまみや握りで構成。厳選された素材と職⼈技が織りなす料理の数々が、船上での特別な時間を彩る。

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コース中盤で登場する中トロ。舌の上で赤身がとろけていく。

 

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左:シグネチャーの蒸し鮑は、丁寧な⽕⼊れで旨みを凝縮した逸品。 肝のソースをつけてもおいしい。  右:コハダは酢につけて3日間ほど置き、味をなじませる。お酢や醤油はすべて自家製だ。

  

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左:2種類のウニを使った軍艦。とろける旨みと磯の香りが重なった逸品。 右:ほのかな甘みを感じる車海老。

 

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東京湾の絶景と一体になる、贅沢な「動く鮨屋」

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東京の街の明かりが少しずつ灯る様子を、鮨を味わいながら眺められる。

昼の便では、きらめく水面とともに東京の新しい顔を。夜の便では、イルミネーションに輝く大都市の姿を眺めながら味わうことのできる、贅沢な「動く鮨屋」。

日常の喧騒から離れ、静かに東京を愛でたい人も、特別な人とスペシャルな時間を過ごしたい人にも、素晴らしい体験を提供してくれる。風景も鮨も、その瞬間にしか出会えないものとして、記憶に刻まれるだろう。

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カウンター越しに見えるレインボーブリッジ。

屋形船「鮨 おりがみ」

営業時間: 11時30分出航〜14時帰着(昼)、17時30分出航〜20時帰着(夜)
不定休
料⾦: ¥27,500(昼)、¥41,800(夜)※乗船チャージ¥5,500+サービス料10%が別途必要
www.origami-yakata.com
www.instagram.com/origami_yakatabune