南九州の焼酎文化を味わう、一夜限りの祭り。角打ちスタンド「寄」で「大焼酎祭」第3弾が開催

  • 文:Pen編集部
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食とカルチャーのセレクトショップ「寄」にて、「大焼酎祭」第三弾が7月9日(水)に開催。

東京・参道橋の角打ちスタンド「寄(よせ)」が主催するイベント「大焼酎祭」が、今年も熱を帯びて帰ってくる。第3弾となる今回は、熊本の老舗である高田酒造場が新たに加わり、南九州の6つの酒蔵が一堂に集う。

各蔵元のつくり手たちと直接言葉を交わしながら、こだわりの米焼酎や芋焼酎をテイスティングできるのが同イベントの醍醐味。会場を監修する福岡・糸島の名店、川久保酒店が、6つの酒蔵を厳選した。中でも注目したいは、明治35年創業の高田酒造場。石蔵の麹室や土中の甕を用いた昔ながらの製法をいまも大切に守り続ける球磨焼酎蔵だ。また、若潮酒造、中村酒造場、白石酒造、松露酒造、柳田酒造といった名だたる蔵も揃う。フードは、蕎麦とナチュラルワインと焼酎の店「神田おかめ」の店主である小川拓眞が腕を振るう。ガレージには焼き鳥、焼きそば、うなぎ、かき氷などの屋台も並ぶので、焼酎を片手に、ひと足先に夏祭り気分が味わえるはずだ。

さらに会場では、イラストレーターのテラダヒデジが手掛けた、民族や神社仏閣に着想を得たTシャツや特別酒の数量限定ラベルを販売。

土地の風土と、人の手が育む南九州の焼酎文化を、五感で味わう特別な夏の夜。小さな角打ちに集う人々とともに、酒の物語に酔いしれたい。

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若潮酒造の数量限定ラベル。
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「できるだけ自然のままに」を大切にする高田酒造場のボトルたち。
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過去の開催風景。
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東京・参道橋にある「寄」。「寄り合い」をコンセプトに、全国各地で出逢いキュレーションした“あの店のあの一皿”や、ついつい酒が進む料理をつまみに、厳選されたナチュラルワインやオリジナルのクラフトビールとともに味わう角打ちスタンド。
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目盛りがついた、大焼酎祭限定のオリジナルお湯割りグラス。

「大焼酎祭」第3弾

開催日時:2025年7月9日(水)15時~23時
開催場所:寄
東京都渋谷区代々木3-38-10 1F
https://yose.jp/