初の会席料理クルーズ船も!バンコクに観光船の戦国時代が到来

  • 文:平原千波
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BANGKOK バンコク/タイ

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シェフの魅惑的なパフォーマンスも楽しめる「鉄板焼きコース」(1人前4,900バーツ)は、プライベート空間のような特別なエリアで提供。

ここ数年、チャオプラヤー川のクルーズ船の多様化が止まらない。高級料理を堪能できるものから、エンターテインメントに特化したものまで、各社の個性を活かした演出を打ち出し、観光客獲得にしのぎを削っている。なかでも人気なのが、オークラ・クルーズ。日系の5つ星ホテル、オークラ プレステージ バンコクが有するディナークルーズで、国内初の会席・鉄板料理を提供している船だ。 

料理はもちろん、和の意匠を取り入れた船内デザインや演出も人気の理由のひとつ。ひのきを使用した内装と畳席が印象的な船上デッキのバーは、国内外のゲストから人気だ。日本の川床を思わせるような空間で、心ゆくまで美食を堪能できる。

https://okuracruise.com

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日本の伝統を重んじた「季節の会席」(1人前 4,600バーツ)。船上デッキのバーでは日本酒も豊富に取り揃える。

※この記事はPen 2025年7月号より再編集した記事です。