梅雨の季節が近づくと、多くの人が頭を悩ませるのが足元の問題だ。傘を差していても靴の中が濡れたり、滑りやすい路面での歩行に不安を感じた経験は誰しもあるだろう。そんな悩みに応えるのが、デサントがラインアップする全天候型シューズコレクションだ。

同社が展開するのは、梅雨時期の防水機能を搭載しながら、晴れの日も快適に履けるシューズライン。高機能アパレルやスポーツで培った技術をベースに開発された5つのモデルが、多様なシチュエーションに対応している。特に注目すべきは「モジュラライズ」シリーズだ。ビブラム社と共同開発したオリジナルアウトソールを採用し、滑りやすく濡れた路面でも高いトラクション性能を発揮する。

上位モデルのFKでは、デサント独自の機能性ニット「フュージョンニット」技術により、内側に縫い目のないシームレスなデザインを実現した。一方、「ヴェルサー」シリーズは、伝統的なシューズの形状と製法に現代技術を融合させたテクニカルユーティリティシューズだ。こちらも3モデルを展開し、女性向けサイズも充実している。全モデルに共通するのは透湿防水設計で、雨天時も快適な履き心地を保つ。また、デサントオリジナルのシューレスシステムや、足当たりの良さを追求した構造も採用している。

足元対策に加えて重要なのが、デサント オルテラインの撥水ウエアだ。傘でカバーしきれない膝下や袖、肩部分の濡れ対策として、エアフローロングスリーブシャツやエアフローテーパードパンツなどが軽量で通気性に優れた機能を提供している。

気象庁の長期予報によると、今年の梅雨入りは例年並みかやや早いとされており、準備に残された時間は多くない。湿度の高い日本の梅雨を快適に乗り切るには、「濡れない」「滑らない」「蒸れない」という3要素が不可欠だ。デサントが提案するこれらのアイテムは、まさにその全てを満たす画期的なソリューションと言えるだろう。