
タトゥーには、リアリスティック・タトゥーと呼ばれる、写真のようなリアルなものがある。中国で、あるアーティストの彫る作品が桁違いにすごいと話題だ。その度肝を抜かれるようなクオリティは海外でも評判で、わざわざ彫ってほしいとやってくる外国人もいるほどだ。
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質感がすごい! リアル過ぎる仕上がり
話題のアーティストは、北京出身のビクトリア・リー。高解像度の写真と同じように見える、信じられないほど詳細なカラー・タトゥーを彫ることができる。
タトゥー専門ニュースサイトのオディティ・セントラルは、リーさんの作品はこれまで取り上げたレジェント級のタトゥーアーティストたちと肩を並べるレベルだと説明。彼女の超リアルな質感のタトゥーは、他に類を見ないほどだと絶賛している。
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彫り始めてわずか10年 世界トップクラスに成長
リーさんは4歳の頃からアートに携わってきたが、タトゥーを彫り始めたのは2014年からだという。きっかけになったのは、大学を卒業したとき、祖父の肖像画のタトゥーを入れたいと思ったことだ。彫ってくれるアーティストを探したが、彼らのリアリスティック・タトゥーは、彼女が思い描いていたものとは違っていたため、それなら自分でやろうと考えたのだという。
経歴はそう長くはないが、彼女は急ピッチでポートフォリオ内の作品を増やしている。なかには、見たこともないような印象的かつ写実的なタトゥーもあり、これが世界有数のハイパー・リアリスティック・タトゥー・アーティストとしての評価につながっている。
リーさんの作品のモチーフは、家族や有名人などの人物、ペットや猛獣、架空の生き物、アニメキャラなど、多岐に渡る。顧客の日常生活SFなどからもインスピレーションを得て、北京にある自分のスタジオで、何十時間、ときには100時間以上をかけて、顧客の希望に叶う作品を制作しているそうだ。
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顧客は世界各地から ソーシャルメディアで評判に
リーさんのインスタグラムには、さまざまな作品のデザインから、実際に顧客にタトゥーを施すシーンまでを収めた映像が投稿されている。初期のころは緻密なモノクロのタトゥーで注目されていたが、現在では色彩のあるアート作品に移行してさらに人気を得ている。
ソーシャルメディアでは、海外から実際にタトゥーを彫ってもらうために中国まで行ったというユーザーのコメントもあり、「自分もやってみたい」「いくらぐらいかかるの?」などの質問も投稿されていた。
大人気のリーだが、上には上がいるようだ。彼女曰く、タトゥー・アーティスト界の神は、ウクライナ人タトゥー・アーティストのドミトリ・サモヒンだという。超絶的な色彩感覚と完璧な技術を兼ね備えていると評しており、タトゥー・アーティストの層の厚さを感じさせる。
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@victorialeetattoo Hi!I am a tattoo artist from china#fyp #fypシ #tattooartist #femaletattooartist #chinese #tattoo ♬ original sound - Victoria Lee
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