
高所恐怖症の人は、読んでいるだけで足がすくむかもしれないーーー。中国のある国家森林公園に、“崖の上に吊るされたベッド”でくつろげるという前代未聞のアトラクションが登場し、SNS上で話題を呼んでいる。
この“Cliff Bed(崖ベッド)”が体験ができるのは、中国・湖南省にある莽山国家森林公園。標高約320フィート(約97メートル)の絶壁の上に位置し、木製の足場を行った先には、ダブルサイズのエアマットレスと布団、枕が置かれている。マットレス横には靴や飲み物を置ける小さなスペースがあるというが、こんな場所で本当にリラックスできるのかわからない…。
実際にSNSに投稿された映像を見ると、背後には壮大な山々のパノラマが広がり、まるで空に浮かんでいるかのよう。ベッドの上で穏やかに手を伸ばす観光客の姿にコメントでは「怖すぎて無理」「逆に癖になりそう」と賛否両論が巻き起こっている。
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もはや寝るためにあるわけではない、“映え専用ベッド”
これは崖ベッドというものの、実は宿泊施設として設計されていない。あくまでインスタ映えや非日常のスリルを楽しむアトラクションだそうで、滞在時間もおよそ30分ほどだという。
体験者の中には「思ったほど怖くなかった。むしろ景色がすごくて感動した」という声もある一方で、「怖くて足が震えたまま写真だけ撮って終わった」というコメントもみられた。
なお、命綱となる安全ハーネスはしっかり完備。ベッドごと落ちる心配はないという。また料金はなんとたったの約2,000円で、さらに到着時にはコーヒー1杯が無料でついてくるそうだ。
すでに来場者は400人超!チャレンジャーが後を絶たない
アトラクションは2024年4月25日にオープンして以来、すでに400人以上が体験しているという。SNSの動画や写真は世界中に拡散され、「こんな場所が本当にあるの?」「足がすくむけど一度は試したい」といった声が多く寄せられている。
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@needtoknow_ntk VIDEO: Tourists lounge in bed on side of cliff in bizarre attraction #cliffhanger #tourist #china #risktaker ♬ original sound - Need To Know