
2025年5月9日、ロサンゼルスのSoFiスタジアムで開催されたビヨンセの「Cowboy Carter Tour」に、ハリー王子とメーガン妃が姿を現した。公の場に夫婦揃っての登場とあって注目が集まったが、この日の2人の様子に「違和感」を感じた人が多かったようだ。
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メーガン妃は「夫婦愛」と「家族愛」をアピール
メーガン妃はインスタグラムに「とても楽しいデートの夜」として、ハリー王子が彼女の頬にキスをする動画や、肩に腕をまわして微笑む写真など、「2人のラブラブ写真&動画」を投稿した。


さらに、ハリー王子のカウボーイハットの内側には「アーチー、リリ、愛しい人」と刻まれていたこともinstagramで紹介し、まるで「家族愛の象徴」を演出するかのようだった。

このような「夫婦愛」「家族愛」を強調する投稿はメーガン妃にはよくあることだが、王室専門家のヒューゴ・ヴィッカーズ氏はこの日の2人について「(ハリー王子)は陰気に見えた」「もう少し幸せそうだったら良かった」と述べている。パフォーマンスに乗り切れていない様子のハリー王子に疑問を投げかけた。

また、ボディランゲージの専門家であるジュディ・ジェームズ氏も、夫妻のポーズに「自然な兆候はほとんど見られない」とコメント。

「フォト・ミー・ブース(証明写真)」的演出であり、「PRメッセージの発表のような印象」だと語った。愛情表現が本心というより「見せるため」のものであった可能性を指摘している。
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ファンは見ていた…! 観客が写した映像をどう読む?
専門家からの意見は常に厳しいものだが、観客が会場で撮影した動画がSNSに拡散されると、専門家の意見に頷いた人たちも多かったはずだ。

楽しそうに踊るメーガン妃の後ろにいるハリー王子。体を揺らしてはいるものの、周囲を見回したりと「傍観者」のような振舞い。ライブにのめりこんで楽しんでいる様子は見られない。

ハリー王子は表情も硬く見えたという声が多く、「不機嫌そう」「メーガンだけが主役の演出みたい」といった印象を受けた人は多かった。
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このタイミングでの「ラブラブアピール」の意味
ハリー王子は去る5月2日、英国内務省との「警備をめぐる裁判」で敗訴したことを受け、BBCのインタビューで王室を痛烈に批判したばかりだ。取材の中で裁判の発端となった「安全保障(警備・警護)問題」が父・チャールズ国王との関係悪化を招いていることについても語っている。
このタイミングであえて公の場で「幸せな夫婦像」を強調する動きに違和感を覚える人も少なくない。
メーガン妃はたびたびSNSで「理想的な家庭像」を発信していることで知られている。
ロイヤルウォッチャーにとっては見慣れた投稿ではあるものの、今回の投稿に対して「現実とかけ離れた演出」と見る声も多く、ファンやウォッチャーの間でも評価が分かれている。
世間に向けたPR的演出か、それとも「愛し合うカップルの日常」なのか?真実は定かではないが、もし後者なのであれば、もう少しナチュラルな発信を心がけないと批判が終わらないかもしれない。
【動画あり】ハリー&メーガン、ビヨンセライブでの2つの動画を比較
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Meghan Markle shared 'a very fun date night' she had with Prince Harry at a Beyoncé concert. pic.twitter.com/ZkdzPpFCOU
— Newsweek (@Newsweek) May 12, 2025
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Royals Prince Harry and Meghan Markle is seen at Beyoncé’s final Inglewood date for her Cowboy Carter tour tonight.
— Pop Fusion HQ (@PopFusionHQ) May 10, 2025
pic.twitter.com/is4UR3YTa0