都市と自然が交差する東京の街を舞台に、アウトドアブランド Salomon(サロモン)が新たに提案するランニングスタイル「Gravel Running(グラベルランニング)」を体現するPOP UPイベントが開催中だ。 会場は、サウナとビールバーを併設した注目の新スポット「ととけん」。ランニングの魅力を最大限に引き出す新感覚の体験がここに誕生した。

ランニングの新名所、隅田川まで歩いて5分。文化人たちの間でいま話題のスポットがそこにある。その名も「ととけん」。健康志向の高まりから愛好者が増加傾向にあるランニングに、コロナ禍以降、不動のブームとなったサウナ、そしてそのふたつにピッタリのビールが、一ヶ所に集約し、カルチャー感度の高い老若男女をいま虜にしている。そんな注目のロケーションに共鳴したのが、こちらもまた幅広い層から熱視線を集めるフランス発のアウトドアブランドSalomon。そしてその両者の意思が重なり合い、5月10日(土)〜6月8日(日)の期間限定で、“グラベルランニング”の世界観や雰囲気を表現したラッピングをととけん施設内で展示している。さらに同期間中に東京、渋谷を舞台としたシティランイベント”トーキョーグラベル”も開催。
本イベントでは、サロモンの新作「AERO GLIDE 3 GRVL(エアログライド3 グラベル)」を体験できるだけでなく、ラン後にサウナ施設でサウナを1時間無料で楽しめる特典付き。そんな新体験を、ランニング・サウナ・ビール好きの編集者が実際に味わってみた。
都市と自然が交差する「渋谷」と風情ある「下町」、選べるふたつの拠点で開催

イベントの舞台となっているのは「渋谷」と「下町」。参加者はどちらかのエリアを選択し、それぞれに設けられたベースポイントでシューズをレンタルし、コーヒーチケットを受け取る。そして指定されたカフェへ向かって自由にランニングし、元のベースポイントに戻って無料のサウナ引換券を手にするというというシンプルなもの。順位も時間も関係ない。決められたルートさえない。「好きなように走って、疲れたら休んで、美味しいコーヒーを飲んで、また走る」。そんな自由さが、このイベントの醍醐味だ。
都会と自然をシームレスに繋げる、場所を選ばない高機能な一足

今回、体験したのは渋谷エリアで「サロモンストア 東京 渋谷」からのスタート。レンタルした「AERO GLIDE 3 GRVL」に足を通すと、まず驚いたのはそのクッション性とフィット感だ。本モデルにはサロモン史上でも随一のミッドソールが採用されており、まるで宙を舞っているかのような軽やかさ。地面を蹴るたびに、足底からの力がダイレクトに推進力へと変わる感覚が得られる。そして、舗装路、階段、砂利道、芝生……どんな路面も気にせず進める万能さは、まさに“グラベル”の名にふさわしい。都会の喧騒が残る渋谷の路地を抜ければ、緑豊かな代々木公園が広がる。オンとオフ、都市と自然が交差するこの街において、AERO GLIDE 3 GRVLは最高の相棒となる。


日常の疲れを癒してくれる、サウナ&ビールでととのう優雅なひと時

渋谷でのランを終え、引換券を手にしたその時。スマートフォンに急な仕事の連絡が……。予定していた「ととけん」へのサウナ直行は叶わなかった。だが、それもまた「トーキョーグラベル」の魅力の一つ。 このイベントの特典であるサウナ無料引換券は、イベント終了後から1ヶ月間有効。ランとサウナをその日に完結させる必要はないのだ。むしろ忙しい日々を過ごす現代人にとって、柔軟な選択肢があるという点こそ、真の“自由”といえる。
後日、下町エリアでのランニングを満喫し、風情ある街並みに癒されながらサウナへと向かった。走った後にさらにサウナで汗をながす。決まった順序はないとはいえ、この一連の流れがもたらす、確かな爽快感はやはり味わずにはいられない。そして極め付けはサウナ後のビール。走って、ととのって、喉を潤す。三拍子揃った体験は、言葉にできないほどの幸福感をもたらしてくれる。

都会の日常を、もっと自由に、もっと豊かに。

アスファルトも、砂利道も、芝生の上でも。時間に追われることなく、好きな時に、好きな場所を、好きな人と走る。「トーキョーグラベル」は、そんな自由で新しいランニングカルチャーを体験できるイベントだ。Salomonが提案する“シームレスで自由な走り”と、「ととけん」が発信する“さまざまな角度から自由にランを楽しむ”が、見事に融合したこの取り組み。日々の喧騒に追われがちな都会人にこそ体験してほしい、心と身体を開放する贅沢な時間がそこにはあった。




トーキョーグラベル
開催期間:2025年5月10日(土)~6月8日(日)
開催場所:ととけん(東京都中央区日本橋浜町3丁目9-7)
TEL:03-6667-0308
https://totoken.jp/