1999年に登場した初代モデルから、現行の第5世代までに100万台以上が販売されているフルサイズSUV「キャデラック エスカレード」の新型が発表された。

新世代ブランドデザインを採用し、エクステリアとインテリアをアップデート。フロントフェイスは、ボディ両端の縦型LEDヘッドランプとウィンカーランプが特徴的なデザインで、24インチの大径ホイールも装備している。

インテリアでは、フロントディスプレイを助手席側にも拡大して搭載。8K解像度のドライバー用画面と、4K解像度の助手席用画面をシームレスに繋いでいる。助手席側の専用画面では、HDMI端子を利用することで、お気に入りのコンテンツや車両情報を閲覧することも可能だ。

さらに6.2リッターV8エンジンで力強く、また、10速オートマチックトランスミッションによって、あらゆるシーンで理想の走りを実現。加えて、5つの走行モードを選択できるので、さまざまな路面状況に対応する。

今回、日本国内だけの特別仕様車「エスカレード スポーツ LAUNCH EDITION」も50台限定で同時発売。通常は選べない「アージェントシルバー メタリック」を纏い、24インチの7スポーク パールニッケル アロイホイールや、モノトーン仕様の「キャデラック クレスト」が存在感を際立たせる。

リアのグロスブラック仕上げのバッジ類が精悍さを強調し、インテリアには専用カラーのシェアグレイとファセットキルティングを施したセミアニリンレザーを採用。磨き上げられたディテールが、ブランドの新たな幕開けを物語っている。