長さはなんと7.59cm…世界一口が大きい女性が話題に 「顎が落ちそう」

  • 文:吉井いつき
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アメリカ人のマリー・パール・ゼルマー・ロビンソンさんは、「世界で最も大きな口を持つ女性」としてギネス世界記録に登録されている。彼女が大きく口を開けた時の長さはなんと7.59cm。巨大なハンバーガーを口に入れる様子を収めた動画がSNSで35万回以上再生され、英デイリースター紙が取り上げるなど話題になっている。

「私なら彼女に勝てる!」


米アラスカ州ケチカンに住むマリーさんが「世界で最も大きな口を持つ女性」としてギネス世界記録に登録されたのは、今年2月のこと。もともと自分のあくびがとても大きいことには気づいていたというマリーさん。口の大きさのギネス記録があることを知り、「私なら彼女に勝てる」と、かかりつけの歯科医での定期検診のついでにデジタルノギスで計測をお願いしたという。


計測では口をめいいっぱい開いた状態で、上下の前歯の距離を測定する。ガイドラインにより、数値は3回計測してその平均を用いる。マリーさんの計測結果は、一回目7.49cm、二回目7.65cm、三回目7.62cmで、平均は7.59cmとなった。それまでの世界記録は6.52cmだったので、マリーさんは1cmも記録を伸ばしたことになる。


ギネス記録の更新に合わせ、SNSではマリーさんがパテ10枚を挟んだ巨大なハンバーガーやジェンガ5個、野球やテニスのボールなどを口の中に入れている動画が公開された。衝撃的な光景に、TikTokでは1万7000回以上のいいねを獲得し、「ギネス記録もいろいろあるけど、これはすごい」「顎が落ちそう」などと称賛のコメントが寄せられた。


マリーさんによると、子供の時から口が大きく、何でも口に入れて兄弟や友達に自慢していたという。親には詰まるからやめろとよく怒られたというが、彼女は「私の口が詰まったことはありません」と話す。


気になるのはなぜこんなに口が開くのかであるが、どうやら大きな下顎と顎の骨の位置により、口を大きく開いても顎の関節や筋肉に負担がかからないようだ。マリーさんも次のように語っている。「多分、顎の位置が後ろに少しずれているんです。耳の穴の中で顎を感じられるような感じ。ほとんどの人は違うみたいですね」


マリーさんはギネス世界記録に認定されたことを喜んでいる。

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巨大ハンバーガーや野球ボールなどを口に入れる様子。

@guinnessworldrecords

Largest mouth gape (female): 7.59 cm (2.98 in) - Marie Pearl Zellmer Robinson 🇺🇸

♬ original sound - Guinness World Records

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