
ケイティ・ペリーがキャリアの窮地に立たされている。
先日、ジェフ・ベゾスのBlue Originによる11分間のサブ・オービタル旅行に参加したことが大きな話題となったが、それは、1963年以来となるクルー全員が女性だったからではない。地球に帰還した際に地面にキスをしたことで、「たった11分しか宇宙を経験していないのに」「大袈裟すぎる」とパフォーマンスじみた行動が非難されてしまったのだ。
そんなケイティ・ペリーだが今度は、メキシコシティで開幕したワールドツアー「The Lifetimes Tour」で披露したパフォーマンスが“質の低いダンス”とバッシングに晒されている。
@chicodelosconciertos Katy Perry- Part of Me Arena CDMX Opening Night 23/abril/2025 @Katy Perry #fypシ #katyperry #thelifetimestour #katyperrycdmx ♬ original sound - chicodelosconciertos
ケイティ・ペリーのコンサートといえば、視覚的な華やかさとエンターテインメント性の高さで高く評価されていた。今回のツアーはメキシコシティを皮切りに、北米、オーストラリア、南米、ヨーロッパ、アジア、中東など各国で計80公演以上を予定。チケットの売り上げは好調で、ファンの期待を感じさせるものとなっている。
ところが披露したパフォーマンスは、ダンスのキレも悪く、曲のメッセージと演出の不一致も目立ち、全体的に満足度の低い仕上がりになっていたようだ。
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代表作のひとつ『E.T.』でプラスチック製のライトセーバーらしき物体でモンスターと格闘するパフォーマンスをしたり、背景が生成AIのようなビジュアルだったりと、低予算と言われても仕方がないつくりで、SNSには「キャリアに傷がつく」「引退を考えてみては」といった辛辣なコメントが投稿される事態に。
また、ツアーの内容が直前の宇宙旅行に関連づけられていたのだが、「宇宙に行くよりダンスの練習をしてほしかった」というファンからの切実な願いも見受けられた。
こうした厳しい意見が寄せられる中、ケイティ・ペリーは最近のパフォーマンスで涙を流す場面が目撃されている。『Pearl』という楽曲を歌唱中に感情的になってしまったらしい。
振り返れば、ケイティ・ペリーはここ数カ月にわたって厳しい日々を過ごしてきた。昨年9月にリリースしたアルバム『143』はヒットせず、すぐにチャートから姿を消した。Blue Originでの一件では、搭乗者の中で最も有名なのがケイティ・ペリーということもあり、その動向が必要以上に注目されているようにも感じられる。万全の状態でツアーに挑めなかったのは容易に想像できる。
しかし、ファンからすれば楽しみにしていたツアーということもあり、落胆も大きかったのだろう。今後のツアーでは、これまで通りの最高のパフォーマンスが期待されている。
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