上半身裸になって大暴れ! 飛行機に乗り遅れた男性が、空港内をめちゃくちゃに…

  • 文:大村朱里
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Shutterstock-Song_about_summer ※写真はイメージです

アイルランド・ダブリン空港で、飛行機に乗り遅れたことに激怒した男性が、ターミナル内で大暴れ。ものを投げつけ、設備を破壊する姿が撮影され、ネット上で瞬く間に拡散された。

事件は聖パトリック・デーで、人々がお祝いムードの真っ只中に起こった。SNSに投稿された映像には、顔を覆い、上半身裸の男がターミナル内を歩き回る様子が映し出されており、困惑した乗客が見守る中、彼はカフェの椅子やテーブルを投げつけるなど大暴れ。さらには空港の設備に組み込まれたワイヤーを引き抜こうとしたり、手荷物重量チェッカーを蹴り倒す姿が映し出されている。

騒動を受け、ダブリン空港は公式に「空港に大きな損害を与えた乗客が逮捕された」と発表。男性は空港警察によって即座に取り押さえられ、その後アイルランド警察に身柄を引き渡された。

「司法制度が適切に処理し、今後ダブリン空港で彼の姿を見かけることがないよう願っている」と空港側はコメントしている。

現時点で、男がどの便に乗り遅れたのかは不明だが、ここまで暴れるほど乗らなくてはいけない用事があったのだろうか….。この動画は瞬く間に拡散され、コメントには「飛行機に乗り遅れたくらいでここまで暴れるのか…」「こんな人がいたら旅行どころじゃない」「空港のセキュリティ、大変だっただろうな」といった驚きや呆れた声が多数寄せられている。

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先月はチリでも…世界で相次ぐ空港での暴力行為

ダブリン空港の事件は、近年世界各地で発生している空港内の暴力行為の一例にすぎない。先月には、チリのサンティアゴ国際空港でハンマーを振り回し、ディスプレーを破壊した男が逮捕された。

この事件の主犯は、ハイチへの帰国支援を断られたことに激怒。メガホンで職員に詰め寄った後、警備員に退去を命じられると、10分後にハンマーを持って現れ、映像には、彼がチケットカウンターのスクリーンを粉々にし、ガラスのスライドドアを破壊する様子が映っていた。

世界中の空港で相次ぐ乗客の暴走。ストレスの多い旅程の中で怒りが爆発するケースもあるが、公共の場での暴力は決して許されるものではない。ダブリン空港の事件を受け、今後の対策が注目されるだろう。

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【動画】上半身裸になって、空港で暴れまくる成人男性。