PenのTシャツがついにローンチ!デザインしたNEAT西野大士とチームが着用姿を披露

  • 写真・文:一史
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ファッションクリエイター西野大士(人物手前)と彼のチーム。西野さんがデザインしたPenのオリジナルTシャツを着て登場。

「ずっとつくりたかったんです、PenのTシャツ。いい機会をいただいて嬉しいです!」
そう語るのはこのたびPenのオリジナルロゴTシャツをデザインした西野大士。
大人気のパンツブランドNEATをはじめ幾つものブランドを手掛けるデザイナーであり、ファッションブランドを支援するショールームの運営者でもある西野さん。その彼がPenのTシャツをデザインしたのは、編集部からTシャツ制作を相談されたことがきっかけだった。
「Tシャツ企画の話があったとき、すぐにアイディアが頭に浮かびました。正面にどん!とPenの文字だけのグラフィック。背中はこの文字が身体を突き抜けたような反転ロゴでユーモラスに。古着によく見られるグラフィックを応用した発想です。とにかくシンプルを突き詰めた仕上がりにしました」

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デザインのキモは遊び心たっぷりな反転ロゴ。Penの雑誌ロゴには下に「with New Attitude」の言葉がついているが、その部分を切り離して襟下にプリント。

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色はストイックな白黒の2色展開。

PenはCEメディアハウスが発刊する雑誌の名称であり、筆記物を指す一般的な言葉でもある。その点がロゴTシャツに向いていると西野さんは考えた。
「Penが誰もがよく知る一般名詞であることに魅力を感じています。ロゴを大きく使ってもカッコよく見映えするんです。雑誌に詳しくない人には、メディア発信の服だと気づかない人もいるでしょう。だからこそ『着たい』と思うTシャツになったと自負しています」

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にしのやスタッフの4名がこの記事に友情出演。左端から時計回りに、大出弥寿久、西野大士、カン ボンウォン、石崎 威。

ボディの色は白黒のモノトーンに絞り込んだ。カラフルにする選択肢もあったなかで、あえてシックな色をチョイス。
「僕がイメージするPen読者像は知的な大人です。そんな人が好むワードローブに自然に馴染ませたくてモノトーンを採用しました。本当に日常的に着ていただきたいと望んでいます」
丸胴のゆったりとしたボディを加工業者に持ち込み、文字をプリントしてもらった。
「加工業者さんは東京にある工場です。僕自身のブランドの加工もよくお願いしている、信頼している取引先です」
西野さんが培ってきたコネクションが今回のTシャツ制作にも活かされている。

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NEATのレザーキャップを被り、好みの古着と組み合わせた西野さんのラフな着こなし。
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襟下にPenのスローガンを配置。

この記事に登場する4名は、すべて西野さんの会社「にしのや」のスタッフ。互いがアイディアを出し合ってブランド、店、ショールームを運営するチームだ。東京・千駄ヶ谷に移転オープンした店「ニートハウス」とショールームの詳細レポートは、Pen Onlineの2024年12月のアーカイブ記事、
ニートのパンツオーダーから古着、ショールームまで、丸ごと一棟「にしのや」大潜入!【着る/知る Vol.188】
をご参照いただければと思う。 

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上質なゆったりボディを活用して、プリントワークでお洒落に。

Penと西野さんとのコラボTシャツの販売先は、Amazonの販売ページにて。
東京大人メンズシーンで名を馳せる西野さんのカルチャーとPenの歴史が詰まったこの服をお見逃しなく!

PenT

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高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
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