
ラグジュアリースポーツカーで知られるイタリアのマセラティが国内最大級のショールーム「マセラティ横浜港北」をオープンした。新グローバルコンセプトを採用し、実車を展示販売するだけではなく、マセラティが誇るイタリアンラグジュアリーとクラフトマンシップを革新的に表現した場所でもある。
店内は、洗練されたサルトリア(仕立て屋)と、オフィチーナ(工房)を融合させた空間を演出することで、その世界観を表現。創造力を形にした究極のグランツーリズモやスポーツカーをオーダーメイドできる環境を提供する。

日本のためにデザインされた「MC20 Cielo ロッソ ヴェンチェンテ」。


今回の開店に伴い、オープニングを飾ったのは、3台の特別車両だ。まずはマセラティのデザインセンターであるチェントロスティーレが日本のために特別にデザインした「MC20 Cielo ロッソ ヴェンチェンテ」、世界でわずか20台しか存在せず日本に1台だけ導入された「M20 レッジェンダ」、Ken Okuyama Design監修のもと、Fuoriserieとのコラボレーションによって制作された特別モデル「グレカーレ Pureness of Asia」だ。これらはすべて日本初公開となった。
他にも店内には、最新のマセラティの車両も並び、壁面ディスプレイには、やわらかさを追求したハンドクラフトレザーのサンプルなども展示されている。落ち着いた店内ながら、クラフトマンシップとイタリアンラグジュアリーが調和した空間となっているのだ。
さまざまなニーズに応え、クルマ好きを魅了する

個室のコンサルテーションルームには大型スクリーンが設置され、最先端のMXE3Dデジタルコンフィギュレーターを体験することができる。さらに「フォーリセリエ」と呼ばれるカスタマイゼーション・プログラムを組み合わせることで、自分だけの理想の一台を追求。大胆な外装色や洗練された内装、細やかなステッチのディテールなど、用意されたパーソナライゼーションオプションの幅広さに胸が高鳴る。
さらに国内最大級の広さを活かして、最新の設備を備えたワークショップ(整備工場)を併設。およそ400平方メートルの広々とした空間に1基の検査ラインや3基のリフトを完備。重量のあるEV車にも対応可能で、安心して愛車を預けることができるだろう。
カーポートには太陽光パネルを備え、日中の店舗の消費電力の一部をまかなうなど環境にも配慮した設備を整えている。
マセラティのオーナーや購入を検討している人はもちろん、同ブランドのファンやクルマ好きの人までも魅了する「マセラティ横浜港北」。憧れのグラントゥーリズモやスポーツカーを間近に見て、思い描いた夢を現実へとグッと手繰り寄せる。そんなきっかけにもなり得る場所なのだ。
