グラミー賞でのビヨンセ、ステージでブラジャーのワイヤーが飛び出るハプニングに「かわいそう」「悲惨」とネット騒然

  • 文：千歳香奈子
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shutterstock_1455918533.jpgTinseltown-Shutterstock

現地時間2月2日に米ロサンゼルスで開催された第67回グラミー賞授賞式で、昨年リリースした8枚目のアルバム「COWBOY CARTER」で悲願の最優秀アルバム賞を含む3冠に輝いたビヨンセが、晴れの舞台で衣装トラブルに見舞われた。

米音楽界で最高の栄誉とされるグラミー賞史上最多受賞と最多ノミネートを誇るビヨンセは、胸元が深く開いたゴールドの光り輝くスキャパレリのオートクチュールドレスで登場。金色のビーズが散りばめられた身体にぴったりフィットするゴージャスな衣装は、中央部分に大胆なカットアウトが施され、クリスタルが散りばめられたと巨大なパールがあしらわれていた。

ハプニングが起きたのは、カントリー・ミュージックに初めて取り組んだ「COWBOY CARTER」が、最優秀カントリー・アルバム賞を受賞した時だった。15年前にこの賞を受賞したテイラー・スウィフトがプレゼンテーターを務め、ビヨンセにトロフィーを授与する歴史的な演出が話題を呼んだ。しかし、登壇したビヨンセの胸元からは白いワイヤーと思われるものが突き出ており、視聴していた多くのファンがビヨンセの胸元に釘付けとなった。

「このドレスは誰が作ったの？何てこと！」「みんな経験あると思うけど、グラミー賞では起こらないよね」「恥ずかしい。誰かが解雇されるはず」「誰も教えてあげなかったの？」「痛くなかったの？」とネットには驚きと同情の声が殺到。「誰が彼女にドレスを着せたの？ブラジャーのワイヤーが飛び出ている」とテレビ画面に向かって絶叫し、「誰が彼女にこんなことしたの？完全な妨害行為」と話す動画がTikTokに投稿され、2日間で180万回以上再生されるなどビヨンセの衣装トラブルがネットを賑わせた。

夫が忠告していた？

壇上でワイヤーが突き出たままスピーチを行う失態を犯したビヨンセだが、登壇前に夫ジェイ・Zが忠告していた可能性も指摘されている。名前を呼ばれたビヨンセが立ち上がると、ジェイ・Ｚは歩み寄って顔を近づけて耳元で何かを囁き、その後ビヨンセが自身の胸元に目線を落として手を当てる仕草がカメラに収められていた。

ビヨンセはこの日、レッドカーペットには姿を見せておらず、ドレスの不具合に気づかないまま授賞式にのぞんだ可能性もあるが、５度目のノミネートで初となるアルバム賞を受賞した際にはワイヤーは見えず、ファンを安心させた。

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カントリー・アルバム賞を受賞した瞬間のビヨンセは驚いた表情になるも胸元の白いワイヤーがはっきりと見える。

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トロフィーを手にするビヨンセの胸元にネットが注目。

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ジェイ・Zが耳元で忠告する様子もカメラに捉えられていた。

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アルバム賞受賞を喜ぶビヨンセのインスタグラムの投稿。

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バズったTikTok動画。

@itschauntee Whoever let this happen must be fired immediately! Congrats tho my queen!!!! #BestCountryAlbum ♬ original sound - Chauntee Ross