高度3万フィートの上空で逆立ちをする勇気、あなたにはあるだろうか？ある女性が飛行機の中でヨガを披露する動画が拡散され、SNSで大きな話題を呼んでいる。撮影されたのは今年10月、スペイン・イビサ島からイギリス・マンチェスターへ向かうジェット便。
動画には、裸足でタイダイ柄のズボンを履いた女性が堂々と飛行機の通路でヨガを始める姿が映し出されている。床に手をつき、足を交互に上げる彼女の動きに客室乗務員も驚きを隠せない様子。「一体何が起こっているの？」という表情で、彼女を何度もちらちら見ている。
そんな中、女性はついに逆立ちに挑戦。背景では「シートベルト着用サインが点灯している間はシートベルトを締めてください」という機内アナウンスが流れ、そのシュールな光景に周囲の乗客たちは思わず笑いをこらえきれなかった。
「ウェルネス文化」を皮肉ったジョーク
実はこの動画、コメディアンのデイジー・ドリス・メイが「ウェルネス文化」を皮肉ったジョーク映像だったそう。「これが格安航空会社の機内エンターテイメントです」とキャプションを添えて投稿。
しかし、この動画を一部のソーシャルメディアユーザーはこの動画を真に受け、彼女の行動を批判。「時と場所というものがある」「逆立ちしている時に機内が揺れて、痛い目に会うのは彼女」という意見や「ウェルネス文化行きすぎるとこうなるだろうな..」「プランクか！笑本当にあった話かと思った」などの声も集まった。
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実際にあった！？2016年の空中ヨガセッション
この動画はあくまでジョークだったが、2016年には実際に機内でヨガを始めた女性が話題になったことがある。ロサンゼルスからメキシコ–カボ・サン・ルーカスへ向かうフライト中、ある女性が座席の上で逆立ちを含むヨガセッションを約20分間続けたのだ。隣で寝ていた乗客を起こさずにやり遂げたというその器用さに、居合わせた人々は感心するしかなかった。
空の上でのヨガは、自由や自己表現の象徴と捉える人もいれば、不適切だと感じる人もいる。さて、次に注目を集める“空のパフォーマンス”は一体どんなものになるのだろうか？
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