ディオールは、9月29日まで北京のガーディアン アートセンターで特別展「L'Or de Dior」を開催中だ。

本展は、メゾンのヘリテージと深く結びつく、創設以来のコードである「ゴールド」の普遍的な美しさへオマージュを捧げる回顧展。創設者クリスチャン・ディオールとその後継者であるクリエイティブ ディレクターたちにとってインスピレーションの根源であり、無限の魅惑の源であるゴールドの魅力に焦点を当てた展示となっている。

ゴールドから植物の輝き、革命的な「ニュールック」、ヴェルサイユ宮殿の壮麗な様子まで、ディオールが大切にしてきた多数のテーマが、70年以上にわたるクリエイションの歴史とともに披露されていく展示内容は圧巻。
同展で展開されるのは、アート作品が来場者を案内する時空の冒険。カテリーナ・ジェブによるスキャノグラフィーポートレート、レフィーク・アナドールによる多感覚デジタル壁画、ジャン=ミシェル・オトニエルによる彫刻、エリーズ・モリンによる没入方インスタレーションなど、世界各国の作品で構成される。

フランスと中国の国交樹立60周年を記念するこの特別展は「Croisement 60(クロワズモン 60)」(croisementは、日本語で「交差点」「十字路」などを意味する)の祭典の一環として開催され、ディオールと中国のさまざまなつながりを結びつける、意義深いものとなっている。


「L'Or de Dior」展
会期:〜2024年9月29日(日)会場:The Guardian Art Center
No.1 Wang Fu Jing Street, Dong Cheng District, Beijing
クリスチャン ディオール TEL 0120-02-1947