アルフレックス大阪がリニューアル! アップサイクル家具を扱う「ReStore」フロアで、家具選びに新たな選択肢を

  • 文:Pen編集部
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イタリアのアルフレックス社で家具づくりを学んだ保科正が、1969年に日本での展開を始めたライフスタイル家具ブランド「アルフレックス」。現在、東京、大阪、名古屋に直営店を構える同ブランドだが、昨年、東京・二子玉川にオープンしたコンセプトショップ「Restore(リストア)」が関西初上陸し、「アルフレックス大阪」に併設する形でリニューアルオープンを果たした。

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今回のリニューアルで、7F全体が「ReStore」フロアとして生まれ変わった。

「ReStore」とは、「長く安心して使える家具づくり」を理念とするアルフレックスジャパンの、「Reuse(端切れを再利用したエコプロジェクト)」「Repair(家具のメンテナンス)」「Resale(展示品のアウトレット販売)」「Refresh(アップサイクル家具販売)」の全てを網羅したコンセプトショップで、昨年、二子玉川に初となる「アルフレックス ReStore」を誕生させた。今回の大阪店リニューアルでは、6・7階にまたがっていた「アルフレックス大阪」の7階部分をReStoreフロアとして設え、一度に新品とアップサイクル品の両方を見て購入できるようになった。他のエリアにはない、大阪ならではの取組みだ。

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アルフレックスのソファを下取りし、経年劣化したカバーやパーツなどを交換、メンテナンスして販売。高い技術で新品同様に生まれ変わらせることができる。

これまでアルフレックスは、1971年にソファやチェアのカバーを交換できる「カバーリングシステム」、1975年からは多くのソファ構造体に「10年間保証制度」を適用し、廃番になった製品も含めてメンテナンスを行い、家具をより長く愛用することができるような、環境に優しい取組みをいち早く実施してきた。

そして2022年からは、不要になったアルフレックスのソファを下取りし、活かせるパーツはそのままに、優れたメンテナンスの技術で新品同様に生まれ変わらせ、比較的リーズナブルな価格で販売する「アップサイクル」の取組みを開始。

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ソファ「PAST」(参考商品)¥281,600

タイミングと運次第では、過去の懐かしのモデルにも出合えるかもしれない。上の写真は、現在は廃番になっている1987年発表のチニ・ボエリデザインのソファ「PAST」。こちらもカバーを張り替え、新品同様にリフォームしたアップサイクル品。偶然の出合いを求めて、ふらりと立ち寄ってみるのもいいだろう。

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「ECO PROJECT」のブース。こちらも柄や生地はそのタイミングによって変化するため、ラインアップが楽しみだ。

また、家具の張り地に使われた生地や革の端切れを使用した小物も販売。2013年から「arflex ECO PROJECT」の取組みとして発足したプロジェクトの一環で、高品質な生地や革でつくられたクッションカバーやスリッパ、ポーチやトートバッグなど、サステナブルなアイテムが並ぶ。デイリーユースできるものが揃っているので、気軽に購入できるのも嬉しい。

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1920年創業のイタリアの木工家具ブランド「Riva 1920(リーヴァ)」も取扱う。氷河期の大洪水で、地中深くに4万年以上埋まり続けた希少材「カウリ」を使ったダイニングテーブルも。

そして、6階はこれまで同様、リビングダイニングや寝室などのインテリアスタイリングをイメージしながら、好みのサイズや張り地をセレクトできる、アルフレックスの新品家具を探すことができる。実際の部屋をイメージしながら、理想の暮らしや住まいの形を見つけてみては。

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家具の張り地の端切れを再利用してつくったポーチ。

なお今回のリニューアルにあたって、8月25日までの間にアルフレックス大阪に来店の上、インスタグラムをフォローすれば、先着200名に「arflex ECO PROJECT」のポーチがゲットできる。家具購入の選択肢が広がるアルフレックス大阪、この機会にぜひ訪れてみてほしい。

アルフレックス大阪

●大阪府大阪市中央区南船場4-2-11 6-7F(6F受付)
TEL:06-6258-8822
営業時間:11時〜18時
定休日:水、祝日(祝日が土日の場合は営業)

https://www.arflex.co.jp/shop/osaka.html