人気モデルが踏んでつくった、史上初の“足フェチ向け”ワインが絶賛発売中!

  • 文:山川真智子
Share:

 

shutterstock_2426543101.jpg
barmalini-Shutterstock ※画像はイメージです

イギリスで、史上初の足フェチ向けワインが発売された。ロンドン東部のワイナリーと、足フェチ男性に人気のモデルとのコラボ商品で、彼女が実際に足で潰したブドウを使って作られている。ワインは「一途過ぎる」男性ファンたちに捧げられているが、フルボディで口当たりよく仕上がっており、ワイン通にもお薦めの1本となっている。

踏む姿が見たい! 足フェチ男性からお願い殺到!

話題のワイン作りに協力したのは、サブスク型ソーシャルメディア『オンリー・ファンズ』で、セクシー系コンテンツを提供するエミリー・レーさんだ。デジタル・メディア、マッシャブルによれば、レーさんは2018年にキャリアをスタートさせて以来、足フェチのアイコンのような存在となっている。

きっかけは、 “ベイブ(若く魅力的な女性)”と視聴者がライブで意見交換できるという、イギリスのテレビ番組出演だった。オフィス内という設定で、レーさんが細くとがったハイヒールを履いて机に足を投げ出したところ、「靴を脱いでもらえますか?」など、足フェチ男性からのお願いが殺到。このリクエスト企画をオンリー・ファンズに移行したところ、多くの足フェチファンを獲得したという。

今ではバースデーケーキ、カスタードクリーム、シロップ、ハチミツなど、様々なものに足を突っ込んで踏みつけてくれという、ファンの願いに応えている。足が汚れれば汚れるほど喜ばれるそうで、レーさんはまさに足フェチ界の女王様だ。月に1度は足フェチイベントに参加し、靴を履いたままファンの顔や体を踏みつけるサービスもかかさないという。

足でブドウをふみふみ 伝統のワイン製法復活!

こうなると、レーさんにとってブドウ踏みが次のステップとなるのは自然な流れだ。今ではほとんど廃れてしまったが、ブドウ踏みは伝統的なワイン造りの方法であり、歴史的には最もよく使われた製法だとマッシャブルは解説している。

ワイナリーの創設者は、本来ならばレーさんが踏んだブドウだけでワインを作りたかったとしているが、時期的、時間的な制約から断念。代わりにスペイン産のブドウから作ったカベルネ・ソーヴィニョンをベースに、レーさんが足で粉砕したレバノン産のブドウを加えて製造したという。

レーさんによれば、ブドウは大量にあり、踏んでいる間は凍えるほど寒かったという。これまでブドウ踏みをリクエストしてきたファンはいなかったため、自分にとっては新しいセンセーションで興奮したそうだ。

一途なファンからも高評価! お味は予想以上

出来上がったワインは、“シンプ・ワイン”と名付けられ、レーさんのファンに捧げられている。そもそも“シンプ(Simp)”とは、好きな相手に過剰に尽くす人を意味するスラングで、レーさんとその足を敬愛する一途な男性ファンたちを指す。

ファンたちにとって、シンプはかなり軽蔑的な言葉かもしれないとレーさんは説明したが、ポジティブに捉え、そう呼ばれることがクールになってほしいと話している。

今回のワインのアイデアをファンはどのように評価しているかが気になるところだが、匿名の足フェチファンは、「セクシーでとっても本格的」との感想を述べたそうだ。

ちなみにお味のほうだが、マッシャブルのライターが味見をしたところ、フレッシュな風味と微妙な深みがある夏らしい赤ワインで、想像していたよりも美味しかったという。お値段は1本100ポンド(約2万円)ということで、オンラインのみでの販売となっている。

---fadeinPager---

 足フェチのアイコン、エミリー・レーさんとシンプ・ワイン。

---fadeinPager---

 レーさんがブドウをひたすら踏む動画。

---fadeinPager---