恵比寿駅前のロータリーを眺めながら、焼酎カクテルを楽しめる。「ワインみたいな柚子玄米茶」1,200円。

恵比寿駅のまさに目の前！　テラス席からロータリーを見下ろす最高のロケーションに、日本中から集めたおいしい焼酎をカクテルで楽しめるバー「/DRAFT」がオープンした。

焼酎カクテルと言えば、今、国内のみならず、海外のトップバーテンダーたちも注目するトレンドのひとつ。そんなブームを象徴するバーだ。

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イタリア産の大理石を使ったコの字形のカウンターが存在感抜群。©「/DRAFT」

焼酎の近年の進化は著しく、香り系とも言われる華やかな香りのするものや、樽で熟成した熟成系など個性派も登場。カクテルとも相性の良い高アルコールのものも誕生し、その可能性をどんどん広げている。

「/DRAFT」ではカクテルにすることで、焼酎の新たな楽しみ方を提案。メニューには8種類のオリジナルカクテルが並ぶ。

8種類のオリジナルカクテルを監修するのは、蔵前の立ち飲みリカーショップ「ノムラショウテン」や世田谷代田のカクテルバー＆スタジオ「クウォータールーム」のオーナー兼トップバーテンダーとして活躍する野村空人さんだ。飲みやすく度数を下げたサワースタイルを中心に、焼酎ならではの繊細さや個性を活かしたカクテルがそろっている。

焼酎カクテル「若桃とマティーニ」1,400円。

例えば、「若桃とマティーニ」は、芋焼酎と麦焼酎にベルモット、ジン、ローズシロップを合わせた「/DRAFT」らしい國酒（日本を代表するお酒）のマティーニ。オリーブのように見えるものは、若桃の甘露煮となっている。

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焼酎カクテル「スパイシーパロサントサワー」1,300円。

トースティーな香りが漂う麦焼酎にチャイシロップを合わせ、ウッディーな香りを纏わせたエキゾチックな一杯が「スパイシーパロサントサワー」。スパイシーな味わいがクセになる。

「ワインみたいな柚子玄米茶」は、麦焼酎に柚子玄米ジャスミン茶の芳醇な香りを重ねて国産ミードを合わせた、ワインを思わせる一杯となっている。

いずれも個性的なネーミングに興味をそそられ、味わいが気になり、つい1杯、もう1杯と飲んでしまう。

「帆立のカルパッチョ 海苔ソース添え」1,800円。

焼酎カクテルに合わせたフードは、代々木上原「36.5℃ キッチン」の宮本岳シェフと同じく代々木上原「nanca」の萩原ちひろシェフが監修。バーフードの域を超えた本格的な創作和食ばかりで、お酒が進む味つけがたまらない。

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「タコアボキムチ」1,200円。

「帆立のカルパッチョ 海苔ソース添え」や「タコアボキムチ」のような焼酎カクテルのアテになるようなメニューから、「牡蠣と青海苔のネギまみれ焼きそば」や「イクラとサーモンの親子丼リゾット」のような〆のがっつりメニューまでが揃っているからこそ、一軒目で訪れるのもありだ。

木材の足置きに心が安らぐ。©「/DRAFT」

インテリアデザインは「HYBE design team」が担当。大理石のカウンターと木材でできた足置きなど相反する要素がひとつの空間の中に共存することで、さりげない個性が光る空間が広がっている。

扉の閉まる個室では、仕事や恋愛など人に聞かれたくない話も気兼ねなくできる。

席は、コの字形のカウンター席のほか、スタンディングシートや個室、さらには恵比寿駅前を見下ろすテラス席もあり。ひとりでもふたりでも複数人でも。バーでありながら、肩肘張らずカジュアルに楽しむことができる。

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焼酎カクテル「フレッシュトロピカルサワー」1,200円。

焼酎カクテル以外にも今月のクラフトビール、今月の日本酒など厳選されたお酒が揃う「/DRAFT」。駅前にあり、なおかつ営業時間が17時から26時だからこそ、ウェイティングバーとして、ダイニングバーとして、飲み足りない時の最後の一軒としてなど、さまざまな使い方ができるのも魅力。ぜひ自分なりの楽しみ方を見つけてほしい。