身長約2mの美男子! やんちゃで有名なドナルド・トランプの息子、バロンがNYUに進学?

  • 文:南條るる
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トランプ大統領が誕生した際、ホワイトハウスに居住する久しぶりの“ファースト・サン”(ジョン・F・ケネディJr以来?)として注目されたバロン・トランプ。未成年だった息子を気遣う母親メラニアの鉄壁のガードに阻まれて、マスコミがゴシップを探すことは難しかったバロンの進学先が取り沙汰されている。

Daily Beastがすっぱ抜いたのは、バロンの進学先リストのトップがニューヨーク大学ということ。同サイトが根拠として挙げているのは、1)トランプ・タワーから3マイル(約3.6キロ)の場所にある。2)ヘッジファンドの大富豪ジョン・A・ポールソンが大学の大口寄付者であるということ。ポールソンは4月にパームビーチの自宅でトランプのために資金集めパーティーを開き、MAGAキャンペーンのために5000万ドルもの大金を集めている。彼の後押しがあれば、バロンの成績など関係なく、名門大学NYUに入学できるといっているようなものだ。

バロンの進学先に関しては長らく、父親や兄姉たちと同じくペンシルバニア大学と考えられてきた。特に最近、父親に倣って政界入理に興味を示しているバロンなら尚更だろう。3月に18歳になった彼は、自宅兼社交クラブ、マー・ラ・アーゴでディナー・パーティを主催するなどの自由裁量権を両親から与えられているようだ。

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あるディナー・パーティーがきっかけ?

この春に主催したディナー・パーティにバロンが招待したのは、イラン系アメリカ人の実業家パトリック・ベット=デヴィッドとその時期にマー・ラ・アーゴを訪問していたトランプ支持のMMAファイター、コルビー・コビントン、セックス・トラフィッキング容疑でルーマニアで拘束されたアンドリュー・テイトのパートナーとしても悪名高い起業家のジャスティン・ウォーラーといった面々。人選には大いに疑問が残るし、18歳の高校生がこんなヤカラたちとどうやって知り合うのか謎だが、パパのゲストリストから興味を持った人に声をかけたのだろう。

ゲストの一人、ベット=デイヴィッドは、自身のポッドキャスト『PDB』でディナーについて激白。「バロンは話し上手だし、非常に愉快な青年だ。1時間半のディナー中、彼が鮮やかな手腕で客をもてなすのを目撃しました。何もかもが素晴らしかった。」とのこと。バロンのホストぶりに相当、感銘を受けたようでベット=デイヴィッドは、TikTokに投稿された別のクリップで彼のマナーの良さとと謙虚さを称え、「とんでもなくすごいキッドだ」と大絶賛している。

ポッドキャスト『PDB』のゲストだったアダム・ソスニックは、ディナーの席にいた別の客から聞いた話として、バロンが政治に関する意見を述べたと暴露。その意見というのが「みんないつも争っている。左派がいて、右派がいる」というもので、幼稚園児並み? ま、見方を変えれば、今のアメリカ政界がダメと言いたかったのかもしれないが。

このディナーに同席していた、バロン自身が招待したと思われるゲストは、彼の親友である17歳のボー・ラウドンだ。タレントのジーナ・ラウドン博士と元ミズーリ州上院議員のジョン・ウィリアム・ラウドンの息子であるボーは、新進気鋭の保守派インフルエンサー。インスタグラムで14万8000人のフォロワーを誇り、トランプ元大統領を支持する投稿を頻繁に行なっている。

やんちゃな友達にアダルト女優との交際も

そんなボーを相棒に、バロンはフロリダで結構やんちゃをしているようだ。最近ではマー・ラ・アーゴのゴルフクラブでカートを乗り回した挙句、シークレットサービスの待機ステーションに突っ込むという事件を起こしている。幸い、大事には至らなかったものの、兄のドナルドJr.や次兄のエリック同様、甘やかされたリッチ・キッドに育っているのは間違いなさそう。

そんなバロンがリベラル派の学生が多いニューヨーク大学に進学する可能性はかなり低そう。しかもニューヨークの住民自体、トランプ一家を歓迎することはなさそうだ。というのも、現在、政治資金の不正使用などで訴えられているトランプ元大統領はマンハッタンで裁判中。裁判中はトランプタワーにある自宅に滞在しているが、出廷する元大統領に向かって「New York Hate You(ニューヨークはお前が嫌いだ)」と叫びながらマーチする集団が何度も目撃されている。バロンがNYUに進学するとなると、彼はまさに敵陣に乗り込むことになるのだ?!

 

またバロンの進学先は、メラニア夫人の動向にも大いに影響をもたらすだろう。「People」誌によると、バロンの進学先にメラニアがついていく可能性が高いという。メラニアは家族を大事にしていて、故郷から呼び寄せてアメリカの市民権を獲得させた両親とはスープの冷めない距離に住み、祖父母とバロンも密接な関係を築いていると言われている。そこにはどうやらトランプ元大統領の居場所はないようで、メラニアは常にバロン・ファースト!

しかも現在の裁判ではアダルト女優ストーミー・ダニエルズやプレイメイト、カレン・マクドューガルとの不倫が再び蒸し返されている。特にバロンを出産直後に夫がしでかしたアダルト女優とのワンナイト・スタンドは、メラニアにとっては許しがたい出来事のはず。再びホワイトハウス入りを目指すトランプ元大統領の選挙戦にほとんど顔を出さない彼女が、愛する息子を放って、ワシントンに移住するのか? いろいろな意味で目が離せないバロンの大学進学なのだ。

さらに5月9日に飛び込んできた報道によると、バロンが2024年共和党全国大会のフロリダ州代表団の一員として全国大会に参加することが決定したという。兄ドナルドJr.とエリック、そして異母姉ティファニーもまた、7月15日から18日までミルウォーキーで開催される大会のフロリダ代表団の一員である。バロンにとってはこれが政界デビューであり、大学入学前に政界入りするとは大物の予感?

と思いきや、2日後にバロンがフロリダ州代表団からの招待を断ったことが明らかに! 母親メラニア側の公式発表によると「バロンは当日、すでに決まっていた予定があるため、残念ながら共和党全国大会には出席できません」というもの。バロンの卒業式出席を裁判官が許可したにもかかわらず、大統領選キャンペーンを優先した夫トランプにメラニアが怒っているせいもあるだろうし、過保護な彼女は18歳になったばかりの息子を大衆の目にまだまだ晒したくない様子。

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バロンの親友である17歳のボー・ラウドンは、家族ぐるみの付き合い?

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@patrickbetdavid

The more I spend time with Baron Trump, the more impressed I am with him. Most interesting 18 year old I’ve met.

♬ original sound - Patrick Bet-David
バロンの人柄を絶賛する、イラン系アメリカ人の実業家パトリック・ベット=デヴィッド。

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