伝統工芸と革新的なデザインの融合をテーマに、ファッション感度の高いジャパンメイドのアイウェアを発信しているユウイチ トヤマ.。デザイナー自らが設計にこだわった空間でブランドの世界観を体感しつつ、新旧コレクションや人気のプレステージラインを手に取ることのできるフラッグシップショップが、青山の骨董通りで産声をあげた。

外山雄一は、福井県鯖江市の眼鏡メーカーから独立した経歴を持ち、日本を拠点に暮らしと調和する機能美を持ったアイウェアを展開するデザイナー。身につける人にしっくりとなじみ、それでいてほどよい個性を演出するサイズ感やカッティング、マテリアル使いが特徴的だ。初のフラッグシップストアは“工芸品としての眼鏡”を世界に向けて発信するための拠点として、鯖江市の職人と協業しながら生み出す人気の最上級ライン、ユウイチ トヤマ:ファイブも含めた多彩なアイテムを陳列。

シンプルなエレガンスとタイムレスな美しさを併せ持ったアイウェアはもちろん、デザイナー自らがセレクトしたインテリアにはじまる店内空間も必見だ。ブランドの世界観を伝えるのにぴったりの、上質な手仕事が光るセラミックアートやテーブルが、モダンで居心地のよい空間に瀟洒な奥行きを加えている。さらに奥の小部屋では、アイウェアのデザインの源泉である音楽やアート、デザイン、工芸が詰まった空間でカウンセリングをおこなうオーダーメイドサービスを展開予定。外山とのセッションを通してオーダーするオートクチュールさながらのアイウェアは、彼と30年来タッグを組んできた鯖江市の職人が制作するというから、ぜひチェックを。