クリステン・スチュワート、ファッション過激化の理由は「女性のセクシュアリティ」の解放

  • 文:さかいもゆる

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2019年に撮影されたクリステン・スチュワート。Andrea Raffin-Shutterstock

女優のクリステン・スチュワート。お洒落な彼女のファッションが話題を呼んでいる。

『Love Lies Bleeding』のL.A.プレミアにて。

映画『Love Lies Bleeding(原題)』のプロモーション中の彼女。L.A.のプレミアのレッドカーペットでハイレグのレオタードにタキシードジャケットを羽織った、ボトムを履き忘れたかのように見えるトレンドの「パンツレスコーデ」で現れたのを筆頭に、N.Y.の街中をメッシュブラにガーターベルトを装着した“見せランジェリー“ルックで闊歩。洋服とランジェリーの境界線をなくしたような大胆な着こなしは、肌見せスタイルの最先端を行くような斬新なものばかり。

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TV番組出演時に着用していたのは、ジャケットのインナーにはメッシュブラ、ミニスカートにガーターを着けたコーデ。

これはクリステンがメディアの注目を浴びたいという承認欲求のためにやっているのではなくて、スタイリストとタッグを組んで、女性のセクシュアリティのステレオタイプに反発する意思表示として行なっているもの。

『Love Lies Bleeding』で女性ボディビルダーと恋に落ちるジムのマネージャーを演じるクリステン。最近の彼女の装いは、この映画のコンセプトを表現したものでもあるという。情報筋によれば、クリステンはこのファッションによって人々が衝撃を受けるだけでなく、強さを感じ取ることを望んでいるとか。

N.Y.では、第一ボタンだけ留めたシャツに、ショーツのみの着こなし。

彼女が纏う一見過激に見える肌見せコーデは、世間が持つ女性ファッションに対する先入観に、一石を投じる。そして今のところ、その試みは成功しているようだ。