トイレットペーパー数100個が高速道路に散乱した“珍光景”に話題騒然…交通渋滞が発生する事態に

  • 文:大村朱里

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Shutterstock-drsnaut ※写真はイメージです

アメリカ・カリフォルニア州にある高速道路で、何百個ものトイレットペーパーがトラックから落下。道路全体に転がり、一部交通遅延が発生する事態となった。

必死に拾い集める警察官たち

カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール(CHP)によると3月11日、カリフォルニア州ニューホールの高速5号線で、トイレットペーパーを積んだトラックの荷台から約3箱が落下。数百個のトイレットペーパーが数時間にわたって高速を渋滞させ、ロサンゼルス郡内の2車線を封鎖したという。

SNSに投稿された当時の画像には、大量のトイレットペーパーが道路に散乱しており、警察官たちが片付ける姿が映されている。なんともカオスな様子である。また、SKY Foxが捉えた動画では、CHPの数人が一つ一つトイレットペーパーを必死で拾い集め、道路の際に投げている。警察官たちもこんな仕事をすることになるなんて、思ってもみなかっただろう。

CHPの発表によると、警官たちはおよそ20分でこれらを片付けたというが、一部交通遅延が発生する事態となったという。このトラックを運転していた人の身元や原因については公表されていない。

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もしもこの出来事が4年前のコロナ禍におきていたら...

この珍光景はSNS上ですぐに大きな反響を呼び、ユーザーから様々な声が集まった。そのうちの多くのコメントは、パンデミックの時に問題となった「トイレットペーパー騒動」と重ねたもの。SNSで「トイレットペーパーが不足する」というソース不明の情報が流れ、人々がドラッグストアやスーパーに殺到。トイレットペーパーを買い占め、店頭から商品が無くなったというものだ。

「この出来事が4年前のコロナ禍に起きていたら......。多分、トイレットペーパーの取り合いの大乱闘が起こってただろう」「数年前だったら、恐ろしい光景だったろうね」「4年後にまたトイレットペーパー不足か!?」など、ジョークを交えたコメントも見られた。

度々話題に上がる、高速道路での珍光景ハプニング

高速道路におかしなものが落下し、道路全体に散乱するハプニングは、度々話題に上がっている。2022年4月には、ミズーリ州キャラウェイ郡の高速道路70号線で、 約226kgほどのマリファナが高速道路に散乱。SNSに投稿された画像には、マリファナの詰まった白い袋が何十個道全体に転がり落ちている様子が映し出されている。

また、北カリフォルニアでは2022年、トマトを積んだトラックの追突事故が発生。数千個のトマトが道路に散乱し、道路が潰れたトマトで真っ赤に染まるハプニングも起きている。

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トイレットペーパーを拾い集める警察官たち。

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トイレットペーパーが散乱した様子を俯瞰から見た映像。

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アメリカでは、高速道路で約226kgでマリファナが散乱した事件もあった。

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あたりが真っ赤に。北カリフォルニア州で起きたトマトを積んだトラックの追突事故。