「怖すぎる!」14年前の家族写真、片隅に見知らぬ人影が…子どものつぶやきの意味が分かってゾクリ

  • 文:青葉やまと
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OndroM-Shutterstock ※画像はイメージです

大昔に撮影した1枚の家族写真が、身の毛もよだつ事実を明らかにした。イギリスのバーミンガムに住むエイミー・ホーリラックさんは、42歳の母親だ。シングルマザーとして、現在16歳の息子のレオくんと、その姉のクロエさんを育ててきた。

恐怖の瞬間は、突然に訪れた。エイミーさんが交際中のボーイフレンドに、2010年に撮影した家族写真を見せていたところ、ボーイフレンドの口から思わぬ言葉が飛び出た。「玄関に写っているのは一体何だ?」

写真は一家のリビングとみられる場所で撮影されたもので、エイミーさん、レオくん、その姉の3人が、幸せそうにじゃれ合っている。その背後、薄暗い玄関ホールに向かって開かれたドアの向こうに、まったく覚えのない人影が映り込んでいたのだ。

何者かが家に入り込んでいた!?

人影は鮮明ではないが、明らかに家の廊下に立った長身の人物の姿をしており、室内廊下から2階へ続く階段を昇ろうとしている。

暗い廊下の闇に溶け込んでいるものの、かろうじて頭部も確認でき、明らかに人間のようだ。

室内でタンクトップ姿で過ごすエイミーさんに対し、問題の人影はジャケットを着込んでいるようにも見える。外から一家の家に入り込んだばかりということだろうか。

写真は14年前、家族だけで開いたハロウィーン・パーティーの一場面を収めたものだ。時を越えたボーイフレンドの指摘に、エイミーさんはがく然とした。

「(現在付き合っている)ボーイフレンドに昔の家族写真を見せたら、間髪入れずに、玄関に写っているのは何だと聞かれたんです。凍り付きました」

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絶対に家族ではない

パーティーは家族だけで開いたもので、知人が偶然に写り込んだわけではないという。また、「家にいた唯一の男性は、私の父親でした。彼がこの写真を撮っているんです」ということから、家族の誰かという可能性も考えにくい。

英ミラー紙や、英メディアのラッドバイブルなどが、本件を「ゾッとするような」一件として報じた。

さらに、写真の発見をきっかけに、エイミーさんの記憶の奥底に眠っていた不可解なエピソードが脳裏に蘇ったという。

このハロウィーンパーティーと前後して、当時6歳ほどだったレオくんが、「トラックスーツ(ジャージ)姿の男を見た」と繰り返し訴えていたのだ。「(その人物が)お母さんを殺したがっている」とも警告していたという。

レオくんだけが異変に気付いていた

薬剤師として働いていたエイミーさんは当時、レオくんの幻想か何かだと考えた。医師の診断が必要だと判断し、病院にも連れて行ったという。

写真に写る人影が発覚したいま、幼少期の奇妙な行動に説明が付いたとエイミーさんは考えている。

「レオは、その人物が私を殺そうとしていると言っていたんです。今になれば彼がそう言っていたことに納得がいくし、当時は信じなかったことを申し訳なく思っています」

「あの頃確かに、(レオくんは)誰かを見ていたんでしょう。でも、(当時は)彼を信じなくてよかった。私がパニックになっていたでしょうから」

現在16歳になったレオくんは、当時のことを何も覚えていない。海外メディアの取材に、こう答えている。

「(今になって写真を)見たとき、ちょっと強烈でした。僕らの後ろにだれか立っているんですから。あれは怖いですね」

幽霊ではないか、とエイミーさん

侵入者の可能性もあるが、エイミーさんは人影の正体について、幽霊のようなものではないかと考えている。

「今でも(写真を)見ると怖くなりますし、気持ちが変わり超常現象を信じるようになりました」

撮影は14年前のことであり、エイミーさんたち一家は今回の一件に気付く前に、すでに引っ越しをしている。いまは別の場所で安全に暮らしているという。

昔の写真が時を超えて鳥肌を立たせる一件となった。

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