寝転びながら会話もOK! ニューヨークの格式高いホールでの「新しいコンサート」はウェルビーイング?

  • コーディネート:鈴木希実

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NEW YORK ニューヨーク/アメリカ

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観客は、演奏者と同じフロアでコンサートを鑑賞することができる。 photo by Fadi Kheir

世界的に格式高いカーネギーホールが、音楽とマインドフルネスを組み合わせたミニコンサートシリーズ「ウェルビーイングコンサーツ」を開始。ドレスアップしていくコンサートとは異なり、リラックスした服装での参加を推奨し、客席にはマットやクッションを導入している。寛ぎながら演奏を楽しめるほか、メディテーションや呼吸エクササイズも実施。参加型のイベントも行う。

カーネギーホールは、音楽の教育や研究の機関を有する施設であり、音楽が健康にもたらす有益性を検証する場でもある。この催しは、医療費が高額なアメリカにおいて、ストレスや鬱症状で悩む人のひとつの解決策となるのか? という点でも注目されている。

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このイベントは、1891年のオープン以来初の試みとしても話題に。料金は15~30ドルと比較的リーズナブルなのもうれしい。2024年4月まで開催予定だ。www.carnegiehall.org Photo by Chris Lee

※この記事はPen 2024年4月号より再編集した記事です。