「まるでCG」な建築だけではない、続々と話題を振りまく最新ホテル

  • 文:鷹鳥屋 明

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DUBAI ドバイ/UAE

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緩やかに湾曲するブロックで構成された、CGのようにも思える非現実的な外観。この構造により、ホテルの客室とレジデンスの大部分にプライベートな空間がつくられている。 © H.G. Esch

非現実的とも思える近未来的な建築計画が続々と進行する中東だが、既に実在する建築の中でも、豪華さと斬新なデザインで注目されるのがホテル「アトランティス・ザ・ロイヤル」だ。

昨年のオープンの際にはビヨンセがライブを行ったことでも話題を振りまき、早くもドバイの新しいランドマークとなっている。圧巻の建築はもちろんだが、アラビア海の水平線を望む展望や空中プールなど見どころたっぷり、世界各国の超高級レストランやバー17店舗が営業している。現在は、館内の水族館にある巨大な水槽で4000匹ものクラゲを泳がせる計画が進行中で、今後も煌びやかな演出が続々とお目見えしそうだ。

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プールからは、ドバイのビル群やアラビア海の水平線など圧巻の景色が望める。 © H.G. Esch

※この記事はPen 2024年3月号より再編集した記事です。