寒さの落ち着いた、過ごしやすい季節こそレザーアウターの出番だ。武骨さを求めるなら、今季はフライトジャケットタイプがお薦め。
1. STUDIO NICHOLSON
ヴィンテージのフライトジャケットをもとに引き算でデザイン。味出し加工で使い込まれたような風合いを醸しつつも、ゆったりしたシルエットやクリーンな印象のメタルパーツなどにより、新旧のバランスが取られている。
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2. WILLIS & GEIGER
アメリカ海軍で1931年から7年間採用されていたオープンコックピット用フライトジャケットを再現。サイドから手を入れられるハンドウォームポケットを採用。防風のためフロントジップ裏にフラップが付く。計算された機能美が光る逸品。
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3. CINQUANTA
1950年代に小ロットでつくられたフライトジャケットをベースに、袖や肩回りを日本人の体型に合うフィッティングに調整。素材には、適度にすいて軽さを出したホースレザーを用いた。クラシックなアイテムを時代に適合させた好例といえる。
※この記事はPen 2024年3月号より再編集した記事です。