ラギッドさ薫る、フライトジャケット3選

  • 写真:加藤佳男
  • スタイリング:飯垣祥大
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寒さの落ち着いた、過ごしやすい季節こそレザーアウターの出番だ。武骨さを求めるなら、今季はフライトジャケットタイプがお薦め。

1. STUDIO NICHOLSON

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¥187,000/スタジオニコルソン(スタジオ ニコルソン 青山 TEL:03-6450-5773)

ヴィンテージのフライトジャケットをもとに引き算でデザイン。味出し加工で使い込まれたような風合いを醸しつつも、ゆったりしたシルエットやクリーンな印象のメタルパーツなどにより、新旧のバランスが取られている。

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2. WILLIS & GEIGER

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¥341,000/ウィリスアンドガイガー(クローチア TEL:03-6455-0548)

アメリカ海軍で1931年から7年間採用されていたオープンコックピット用フライトジャケットを再現。サイドから手を入れられるハンドウォームポケットを採用。防風のためフロントジップ裏にフラップが付く。計算された機能美が光る逸品。

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3. CINQUANTA

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¥198,000/チンクワンタ(チンクワンタ TEL:050-5218-3859)

1950年代に小ロットでつくられたフライトジャケットをベースに、袖や肩回りを日本人の体型に合うフィッティングに調整。素材には、適度にすいて軽さを出したホースレザーを用いた。クラシックなアイテムを時代に適合させた好例といえる。

※この記事はPen 2024年3月号より再編集した記事です。