
生後5カ月の娘を持つ母親が、娘との初フライト中に起こった心温まるエピソードをSNSに投稿。隣に座っていた見知らぬ女性がサプライズで赤ちゃんのために帽子を編んであげたのだーー。
娘の初めてのフライトで心温まるサプライズ
「娘の初めてのフライトで、最高にクールなことが起こりました」と投稿したのは、生後5カ月の娘•ロミーちゃんと家族旅行に出掛けていた母親のケリー・レヴィーンさん。新年の休暇中にメキシコ行きのフライトで起こった、隣に偶然座っていた女性・ミーガンさんとの素敵な出会いを自身のTikTokに投稿した。
「私たちの隣にいた女性は、ロミーが彼女の編み物を見るのが好きなことに気づいたのです。彼女は、着陸するまでにロミーにビーニーをサプライズで編んでくれていました」とケリーさんは動画で説明。そこにはフライト中に寝ているロミーちゃんの横で、ミーガンさんがライトをつけて手慣れた手つきでクリーム色の毛糸で何か編み物をしている様子が映し出されている。そして、動画の最後にはボンボンがついた小さな帽子を被るロミーちゃんの姿が! ミーガンさんが笑顔で写真を撮影する和やかな様子が微笑ましい。
動画のキャプションでは、「彼女の名前はミーガンで、インスタグラムで@crochetobeyという小さなビジネスをしています。ぜひフォローしてください」と最後にケリーさんは綴っている。
「あまりの親切さに言葉を失いました」と母親
Peopleの取材によると、ミーガンさんとケリーさん一家は乗り継ぎの前のフライトでも同じだったといい、その際にロミーちゃんが彼女の編み物を見ることに夢中になっていることをきっかけに会話をしていたという。
ケリーさんは、「ロミーはずっとミーガンさんを見つめ、彼女の手の動きの速さに驚いていました。彼女はとても親切で、彼女はロミーがどんなにいい子で、どんなに可愛いか話してくれました」と語っている。
またケリーさんは、ミーガンが編んでいるものが自分たちに贈られるとは思ってもみなかったといい、飛行機が着陸したときにミーガンさんが彼女に向かって、「よし、終わった」とだけ伝え、この帽子をプレゼントしてくれたという。
「彼女はフライトの最後の2時間くらいの間に、ロミーのためにこの帽子を編み上げ、かぎ針で編んでいたことがわかったのです」
「あまりの親切さに言葉を失いました。周りのみんなが立ち上がって、見知らぬ人とのこの美しい出会いに気づいてくれた。信じられないような瞬間でした」と同誌に話している。
またケリーさんにとって、このフライトは娘にとって初めてのフライトだったため、とても不安だったといい、このサプライズが彼女にとって良い影響を与えたという。
「隣に座るのが誰なのか、赤ちゃんが暴れたら迷惑になるのか、赤ちゃんが立ち上がったり、機内を歩き回ったりする必要が出てくるのか。親として、そういうことがすべて頭をよぎるんです」
「とても親切な女性が隣にいてくれて、本当に私と夫の不安が楽になりました。将来赤ちゃんと一緒に旅行することに前向きになれました」と続けた。
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