鉄骨に腰かけ地上260mを空中浮遊!? 人気観光地に斬新なアトラクションが誕生

  • コーディネート:鈴木希実

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NEW YORK ニューヨーク/アメリカ

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約90秒という短時間のアトラクションにもかかわらず、超人気スポットに。 Courtesy of Diane Bondareff AP Images for Tishman Speyer

2023年12月、ニューヨークの観光名所、ロックフェラーセンターの展望台にスリル満点のアトラクション「The Beam」が登場。手すりもガラスもない鉄骨に腰かけ、地上260mの高さを浮遊。ニューヨークの眺望を楽しむというコンセプトで、恐怖と隣り合わせながらも絶景が楽しめると、早くも話題を呼んでいる。

着想のヒントとなったのは、建設当時のロックフェラーセンター(RCAビル)の69階で鉄骨に高所作業員たちが腰かけ、宙吊りの状態で昼食をとる様子を捉えた『Lunch Atop a Skyscraper』という写真。アトラクションでは、当時の作業員たちと同じシチュエーションで写真を撮ってもらうことも可能だ。

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『Lunch Atop a Skyscraper』は、ビルのプロモーションを目的として1932年に撮影された。ヘラルド・トリビューン紙に掲載されたもの www.rockefellercenter.com/attractions Courtesy Tishman Speyer

※この記事はPen 2024年3月号より再編集した記事です。