ジョージアで人身売買された美人一卵性双生児、22年ぶりに産みの母に再会!  

  • 文:さかいもゆる

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Vad-Len-Shutterstock ※画像はイメージです

旧ソ連構成国のジョージアで、出生後すぐに闇市場に売られてしまった一卵性双生児のふたりが、生みの母親と22年ぶりに奇跡の再会を果たしたと英Mirror誌が報じている。

2002年に生まれたアノとエイミーは、出産後に母親が昏睡に陥ったあと、人身売買の市場で売られたという。その後目覚めた母親は、赤ちゃんたちが出産で亡くなったと嘘をつかれ、双子は別々の家庭に買われていった。

BBCニュースでは、現在20代になった双子の女性たちが母親と再会して抱き合う、感動的な映像を放送した。

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自分にそっくりな動画を見て驚愕

アノとエイミーはこれまでに二度、TV番組とTikTokの動画でお互いの存在を認識したことががあった。最初はエイミーがアノをTVのオーディション番組で見かけ、自分の双子ではないかと母親に聞いたところ、「人には誰にでもドッペルゲンガーがいるものよ」と否定されたという。その後アノが、エイミーがTikTokに投稿した動画を見て、自分にそっくりなことに驚愕。約321km離れた場所に住んでいたにもかかわらず、最終的にSNSがふたりの交流を実現した。

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新生児が人身売買されてきたジョージア

ジョージアでは30年以上にわたり、何千もの新生児が闇市場で人身売買されてきたことが調査によって判明。家族たちは赤ちゃんは出生児に死亡したと伝えられ、子どもたちは自分の本当の家族を知らずに育ったという。そんな子どもたちのひとりであるグルジア人ジャーナリストのタムナ・ムセリゼが、自分の家族を見つけるためにFacebookで「Vezdeb」というグループを設立。23万人のメンバーが集まり、DNA検査のWebサイトとともに、非合法な養子縁組ネットワークを撲滅して生き別れになった家族たちを引き合わせる活動をしている。

アノとエイミーもそのFacebookグループを通じて連絡を取り合い、その後直接会って自分たちは一卵性双生児だと確信したそう。エイミーはBBCニュースに、「鏡、まったく同じ顔、まったく同じ声を見ているようでした。私は彼女であり、彼女は私です」とコメント。ほかにも、同じ音楽を楽しみ、踊るのが好きで、同じ髪型をしていたというのには血の繋がりの不思議を感じる。見た目だけでなく、同じ遺伝的な骨障害を持っていることもわかったという。最終的に、DNA検査によって一卵性双生児だという事実が証明された。

ムセリゼは、過去に何万人もの赤ちゃんが産みの親から盗まれたと推測しており、BBCワールドサービスのインタビューでは、1970年代初頭から2006年まで運営されていた闇の人身売買組織は巧妙に構築されたものだと述べた。このような赤ちゃんたちは、ジョージアでの平均的な1年分の年収相当額でアメリカやウクライナ、カナダ、キプロスやロシアに売られて行ったとムセリゼは語る。

エイミーは人生が嘘だったように感じ、アノは家族に対して怒りを感じていると吐露。しかし彼女たちの家族は、自分の子どもが違法に連れ去られたとは知らなかったと主張している。

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