2月26日、凱旋門やコンコルド広場など首都を象徴するスポットが点在するパリ8区の中心地、フランソワ１世通りに、イッセイ ミヤケの新たな旗艦店がオープンする。

建物は、かつてラジオ局のスタジオとして使われていた19世紀フランスの歴史的建築を改装したもので、ファサードは当時のまま残しつつ、通りに面する大きな窓から自然光が差し込む新しい空間に生まれ変わる。

ミニマルで洗練された店内は、三宅一生のもとで学んだ吉岡徳仁が空間デザインを手がけ、オレンジ色のアルミニウムウォールを用いてイッセイ ミヤケのものづくり精神と、未来へのエネルギーを表現。芸術と文化が育まれる街にふさわしい豊かな発想で、革新的な服づくりに挑むイッセイ ミヤケの情熱を体感できる新たな旗艦店に注目したい。