「家の屋根の上にヤギが…!」消防隊が出動する事態に あまりにもシュールな様子に話題騒然

  • 文:大村朱里

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Shutterstock-Wandeaw ※写真はイメージです

アメリカ・アリゾナ州で飼いヤギが家の屋根に登って立ち往生。消防隊が出動する事態となったーー。当時の様子を捉えた少しシュールな画像に「なんだかこのヤギ憎めない」などの声が集まっている。

「屋上ロデオ?」屋根で立ち往生するヤギ

始まりは1月上旬、動物保護施設「ファーム・エンジェルス・サンクチュアリ」オーナーのリサ・ブチグロースさんがグレンデール消防署にかけた一本の電話だった。なんと、ヤギが家の屋根に登って降りられなくなっているという。

「通報を受けたときは、理解できなかったです。屋根の上のヤギ? 嘘じゃないか証拠を確認する必要がありました」と、この通報に受け取った消防員は信じられず、確認のために写真を送ってもらったという。元々リサさんはヤギ救出をひとりで行おうとしたが、屋根の上の少々困難で危険であったため、消防隊が出動。消防署は、その様子を捉えた6枚の写真をインスタグラムに投稿。1枚目の写真には、白色の毛に黒の模様が入った小さなヤギが、消防隊から必死で逃げる様子が映し出されていた。しかし、次の写真では、消防隊がヤギをしっかりと確保。3枚目には、ヤギが口を開けてこちらを威嚇しているようにも見える。

少し笑ってしまうその写真に、消防隊はキャプションで以下のように述べている。

「“屋上ロデオ”です! 緊急事態に対応することが最優先ですが、グレンデール消防署はいつでもヒヅメで向かう用意ができていますよ!」

さらに「昨日の午後、この冒険心旺盛なヤギは少し高いところに登ってしまいましたが、消防隊員は喜んで飼い主と無事に再会させました。大きさ、種類、状況にかかわらず、私たちはあなたのためにここにいることを忘れないでください」と続けた。

この投稿には「笑った」「なんだかこのヤギ憎めない」「逃げて捕まったところシュール笑」などという声が寄せられた。また、中には「まずどうやって登ったんだ」というコメントが見られた。リサさんによると、ヤギは私たちが思うよりかなり高くジャンプや登ることができるという。

「ヤギはかなり高くジャンプできるし、登ることもできるのです。だから、このヤギはきっと、家に設置してある換気扇や木に登って屋根へ飛び降りたのだと思います。特に小型のヤギはかなりジャンプできますから」と述べた。現在、このヤギは大人しく飼い主のもとに戻っている。「ヤギが無事に屋根から降ろされ、ヤギが無事であることに感激しています」リサさんは感謝を消防隊に感謝を述べている。

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今回のヤギの救出劇を捉えた投稿。出動した消防署のInstagramより。

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消防士に抱えられるヤギの後ろ姿もかわいい。出動した消防署のInstagramより。

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こちらの様子に気付き、様子を伺うヤギの姿。出動した消防署のInstagramより。

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屋根の上に香箱座りで佇むヤギの後ろ姿。なんだか哀愁が漂っている。出動した消防署のInstagramより。

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無事に捕獲されたヤギ。うつむいている姿は反省しているようにも見える…? 出動した消防署のInstagramより。

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消防士が助けにきた瞬間。心なしかヤギが安堵しているようにも見える。出動した消防署のInstagramより。