飼っている子猫をピンク色に染めた女性、動物虐待で起訴! トラ柄に染められた犬も…「許せない」と批判殺到

  • 文:大村朱里

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Shutterstock-New Africa ※画像はイメージです

ある猫の飼い主が子猫をピンク色に染め上げ、動物虐待罪に問われている。エリザベス・ザーチャー=ウッド氏は12月上旬、アメリカ・オレゴン州ポートランド近郊の動物病院に子猫を連れて現れた。「体調が悪そうだったので、消毒用アルコールを混ぜて綺麗にしたんだ」と獣医に伝えると、洗浄剤に浸したピンク色の子猫を差し出したという。

病院が投稿した写真には、白色と灰色の模様が描かれた子猫の白色の部分がピンクに染められている様子が映し出されている。獣医によると、猫は毛を染められた後に家庭用洗剤のようなもので洗浄されていたそうだ。さらに、その洗浄剤に含まれる有毒化学物質により、ショック状態と重度の低体温、低血糖状態という酷い状況だった。しかし病院のスタッフは子猫を治療した後、飼い主に返してしまったという。

後日、ザーチャー=ウッド氏は、ポートランドにあるモーテルで問題を起こし、別の事件で逮捕。その際に、彼女がモーテル内でピンクの子猫とチワワをベビーカーに乗せているところをが目撃され、この事件が明らかになったのだ。駆けつけた警察官によると「子猫の頭には火傷の跡があるように見えた」と報告されている。

現在、猫は動物愛護協会に保護され、ザーチャー=ウッド氏は第2級動物虐待罪に問われている。Dailymailによると、彼女は無罪を主張しており、マルトノマ郡のオースティン・G・ブール副地方検事は、ザーチャー=ウッド氏が「化学薬品が動物にとって有毒であることを理解していなかったようだ」と指摘しているという。 審問で彼女の弁護士は、国選弁護人が不足していることを理由にこの裁判の棄却を求めたが、裁判官はその申し立てを却下し、次のように述べた。

「私は第二級動物虐待の申し立てを検討する機会があり、裁判所は十分な証拠があったと判断しています。私はこの事件を棄却するつもりはありません。」

ザーチャー=ウッド氏は、2021年8月にも、6歳の男の子を誘拐を企て、人種差別的言葉を浴びせながらナタを振り回して彼の両親を脅したことで、2022年7月にも第1級偏見犯罪と第2級暴行未遂で有罪判決を受けた後、保護観察違反で拘置所に拘留されている。彼女の誘拐未遂事件の保護観察違反の審問は12月下旬に行われ、この動物虐待事件については、1月下旬に再び出廷する予定である。

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相次いで起こる、ペットのカラーリングに「許せない」と怒りの声

飼い主の都合で、ペットをカラーリングを行い怒りの声が殺到するという問題は各地で起こっている。マレーシアでは2020年に、動物愛護団体がオレンジと黒色のストライプでまるでトラのように染められた犬の画像をFacebookに投稿。「この犬に関する情報を集めています。もし飼い主を知っていたら連絡を下さい」と、情報提供者には報酬も用意している旨を伝えた。この投稿には「許せない」「ありえない、飼い主は何を考えているの」など多くの非難の声があがった。

また2022年には、自身のSNSで飼い犬の毛を緑と赤に染める動画を投稿した女性が、大きく非難された。女性はクリスマスシーズンに向けて、「グリンチ」のように真緑で、胴体の部分はサンタの赤い服をイメージしたかのように毛を染めている。この動画にも「動物虐待だ」などの声が集まった。

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ピンク色に染められ、衰弱し切った猫。

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トラ柄に染められた犬。

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@mondaygray #grinchtiktok #puppy #dogsoftiktok #christmas #groomer #thegrinch ♬ You're a Mean One, Mr. Grinch (From "Dr. Suess' the Grinch 2018") - Starlite Singers
グリンチのように染められた犬。