ショッピングモールに3.6メートルの巨大ワニが出現!「恐ろしすぎる...」「あまりにも大きい!」と話題に

  • 文:大村朱里
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Shutterstock-Radu Bercan ※写真はイメージです

アメリカ・フロリダ州のショッピングモールに巨大なワニが出現。ホリデー休日中の買い物客を恐怖に陥れたーー。事件が起こったのは、12月18日のクリスマス間近のこと。New York Postによると、フロリダのココナッツ・ポイント・モールにクリスマスショッピングへ訪れていた客が、モールの入り口付近をうろつくワニを発見。全長はなんと約3.6メートル、重さ約270キロの巨大ワニだ。すぐにフロリダ州の魚類野生生物保護委員会とフロリダ州の警官が現場に駆けつけ、救出作業が始まったというが、あまりの大きさに驚きを隠せなかったという。

SNSに投稿された動画には、6人もの大人が巨大なワニを持ち上げ、トラックの荷台に運ぶ様子が収められていた。また、保安官事務所が共有した写真には、3人の警官が巨大なワニと一緒にポーズをとる姿が写っている。大人3人が並んだ同写真を見ると、その肉食動物の大きさに驚くことだろう。この様子にSNSでは大きな注目が集まった。「何を食べていたらこんなに大きくなれたんだ!」と巨大ワニの大きさに驚いているユーザーや「怖すぎる」「もしも気づかずに近づいてしまったら...恐ろしい」など恐怖を感じるコメントが集まった。中には「かわいそうに、クリスマスディナーに誰かを招きたかっただけなんだろう」と冗談を言う人も見られた。

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フロリダ州、ワニによる事件多数

フロリダ州には推定130万匹のワニが生息しており、1948年から2021年までにフロリダ州ではワニによる442件の噛みつき事件が発生している。また、過去10年の間にはフロリダ州では年間平均8件の挑発されていないワニによる噛みつき事故が発生し、「専門医による治療が必要なほど深刻なものもある」とフロリダ州魚類野生生物保護委員会はウェブサイトで述べている。地元誌によると、フロリダ州の住民がフロリダでアリゲーター事件で重傷を負う可能性は、およそ310万分の1ほどになるという。

フロリダ州ではワニが我々の世界に迷い込み、人々を驚愕させた事件はこれまでにいくつも挙げられる。2022年は、あるゴルフコースで恐竜の赤ちゃんのような巨大ワニが出現し、ある民家の玄関前には体長約2.6メートルのワニが寝そべっている様子が発見されるなどの目撃情報が度々話題に上がっている。

また2016年には、ディズニーリゾートで行方不明になっていた2歳の男児が、ホテル前にある人工湖でワニに襲われていたという恐ろしい事件も発生している。これらの事件から、州当局は住民や観光客に対し、ワニを刺激したり、餌を与えたりしないよう勧告している。

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大柄な男性3人がかりでも、運ぶのが大変そうだ。

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捕獲後、記念写真を撮るスタッフたち。

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地元のニュースでも大々的に報じられた。