ヤギと全米を横断するカップルが大人気…「あまりにも可愛い」

  • 文:大村朱里

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Shutterstock-Andrei Armiagov ※写真はイメージです

いま、アメリカ・ノースカロライナ州のある夫婦が、ペットの“ヤギ”と共にRV車で全米を何万キロ旅をした物語が大きく話題になっている。

「旅の相棒です」ヤギのフランキーと共に巡る全米横断の旅へ

「フランキーは素晴らしい旅の相棒です」そう話すのは、夫のチャド・バトルズさんと妻のケイト・バトルズさん。彼らは「フランキー」と名付けたペットのヤギとともに、2016年から全米のあらゆるところへ旅をしている。CNNによると、2014年に友人からの贈り物としてバトルズ夫婦の家へやってきたフランキー。ずっとヤギが大好きだったと語るケイトさんは大喜びだったが、当時チャドさんは猛反対。実は、フランキーを家族に加える計画すら知らなかったという。「ベッドにヤギを入れるな 」と初めはヤギを受け入れられなかったチャドさんだったが、次第に愛着が湧き、今では大切な家族の一員としていると語っている。

旅を始めたのは、夫婦が結婚10周年を迎えた2016年のこと。チャドさんが続けていたノースカロライナ州のバーを売却した直後で、夫婦は、この先のふたりの人生をどうするか迷っていた。そして、最終的に新しい町と州を選んで旅をしようと決心。国を横断する試みのために、夫妻は1976年に製造されたキャンピングカーの「エアストリーム」を購入し改装。フランキーと夫婦の旅が始まった。当初はヤギが旅先でどうなるのか不安だったという夫婦だったが、フランキーは全く問題はなく、旅を楽しんでいるという。

「彼女は本当に旅がしやすいんです。小さいときからトイレのしつけはできていたので」とケイトは語っている。旅をする際は、フランキーのために2、3時間ごとに車を停めて、おやつをあげたり、足を伸ばしたりしているという。

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SNSでも大人気のフランキー

これまでに6万マイル以上を旅したというバトルズ夫婦は、この旅について次のように語っている。

「私たちは、新しいことを学び、新しいこと、新しい場所、新しい人々、新しい食べ物、新しい景色、新しい植物を経験することを目的としています」さらに「私たちが見たいのはただ自然の場所だけではありません。世界一大きなヨーヨーとか、サルベーションマウンテンとか、世界一大きなイーゼルとか本当に様々なところへいきます」とケイトさんは続けて語った。

ふたりは全米を旅する様子を、インスタグラム(@argosyodyssey)に投稿している。現在では21万人以上のフォロワーを誇っており、その多くはフランキーのファンのようだ。投稿されている動画には、フランキーが様々な州の美しい場所で、楽しそうに歩く様子が映されている。

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話題のヤギのフランキー。

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キャンピングカーとフランキー。

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飼い主の愛犬とも仲睦まじい様子だ。

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フランキーは、ヤギらしく、やはり断崖絶壁が好きな様子。