YouTubeにて大好評公開中! 俳優・光石研の『伊勢古着日和』、その”聖地”を一挙公開

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    10月27日にYouTubeで公開された俳優・光石研の『伊勢古着日和』。視聴者からの反響を受け、光石さんと訪れた伊勢市のロケーション場所を特別にご紹介!

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    堂々とした唐破風に迎えられる純和風の宿。国の文化財指定を受けている。館内には蓄音機も。

    さっそく、『伊勢古着日和』の流れに沿って、ロケ地を紹介していこう。まず登場するのはこちらの旅館「星出館」。昭和元年創業で、館内は大正~昭和レトロ感漂う純和風の造りとなっている。光石さんが二階の窓辺から庭先を見つめ、穏やかな表情で佇むシーンからドラマは始まる。

    建物は中庭を囲んだ回廊のような造りになっており、冬に赤い実をつける南天に始まって、2月の終わりには梅が咲き、夏までずっと、館のどこかで花が咲き続けているのだそう。物腰の柔らかなご夫婦が営んでおり、伊勢のレトロモダンな雰囲気を味わうにはうってつけの旅館である。

    ●星出館
    三重県伊勢市河崎2-15-2
    TEL 0596-28-2377
    www.hoshidekan.jp

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    夕暮れの散歩がオススメ、往時の暮らしを伝える商人館

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    江戸時代に創業した酒問屋「小川商店」を修復・整備。蔵や町屋を含めて600坪の敷地をもつ施設となっている。

    次は「伊勢河崎商人館」。オープニングで光石さんが散歩している場所が、この近辺である。

    伊勢河崎商人館は江戸・明治期に建築された蔵7棟、町家2棟からなり、伊勢河崎を代表する商家の和室や京都の裏千家咄々斎(とつとつさい)の茶室の写しなどを拝見することができる。また常設展示では、商業の道具や記録を展示しており、当時の伊勢の暮らしを感じることができる。付近には古民家や古い蔵を利用したカフェやショップ、朝焼けと夕暮れの似合う勢田川があり、伊勢の歴史を感じながら散歩する場所として覚えておきたい。

    ●伊勢河崎商人館
    三重県伊勢市河崎2丁目25番32号
    TEL 0596-22-4810
    www.isekawasaki.jp

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    新旧の暮らしが見える、ヴィンテージな商店街

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    アーケードの入り口。JRと近鉄の伊勢市駅からは徒歩約5分。その歴史を遡れば江戸時代に辿り着く。

    続いては、『伊勢銀座新道商店街(通称しんみち商店街)』。

    光石さんが古着を買うかどうか悩んだ末、いちど店をあとにして流れ歩いた商店街だ。

    伊勢市の中心市街地に位置しており、江戸時代に整備された新道通に沿って形成されたのが始まりだ。ドラマ内で光石さんが、「商店街もヴィンテージだ」と感嘆したとおり、古くより愛される伊勢最長のアーケード商店街となっている。

    伊勢参宮街道沿いの歓楽街を後ろに控えているため、歓楽街相手の呉服や化粧品を扱う店が多く、明治時代に順次拡大した。現在も、服飾品や呉服雑貨を扱う店が中心となっており、各個店、専門的な知識をもった店主たちが盛り立てている。伊勢の違った一面が垣間見える場所として、お薦めのスポットだ。

    ●伊勢銀座新道商店街(通称しんみち商店街)
    https://ise-shinmichi.com/

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    ここならではの流儀も愉しい、珠玉の居酒屋

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    開店からすぐに満席となることもある人気店。カウンターから座敷まで約70席。”酒場という言葉がよく似合う。

    次は、ドラマに出てくる唯一の飲食店『一月家』。

    1914年(大正3年)創業、14時には開店する伊勢を代表する居酒屋さん。「一月家」目当てに遠方から訪れる方がいるほどの大人気店。また、大将の愛嬌のあるパーソナリティに心ほだされるのも大きな魅力の一つである。店構えと同じく、和のものを中心に伊勢志摩の食材を使ったメニューを豊富に揃えたラインナップで、箸も酒も会話も進む。劇中で隣の席に座ったNOAさんが光石さんに教えてくれる、「食べ終わっても、皿やグラスは下げないんですよ」はここの流儀である。名物の湯豆腐はもちろんのこと、光石さんがシメに“頼まなかった”カレーも、是非一度試していただきたい。

    ●一月家
    三重県伊勢市曽祢2丁目4−4
    TEL 0596-24-3446

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    清々しさに満たされる、天照大神ゆかりの新宮

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    倭姫宮は、伊勢神宮の御祭神である天照大神にも所縁のある新宮。

    次は、ドラマのエンディングで、光石さんが購入した服をお披露目する場所。皇大神宮別宮 倭姫宮(やまとひめのみや)。古くからの由緒ある宮が多い神宮125社の中では、大正12年に創建された比較的新しい宮となっている。また、いまから2000年以上も前、天照大御神を祀るためにふさわしい場所を探して旅をした、現在の伊勢神宮を創建した皇女・倭姫命を祀る神社である。大学や博物館が近く、深い森に包まれており、伊勢神宮の創建に深い関わりのある、由緒ある宮からお伊勢参りを始めるのも歴史を踏襲する素敵な旅路となるだろう。

    ●皇大神宮別宮 倭姫宮
    三重県伊勢市楠部町5

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    「伊勢参り」の熱気が伝わる、御師(おんし)の邸宅

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    かつて伊勢参りの人々を受け入れ、もてなしていた御師(おんし)の邸宅。当時をありのまま伝える貴重な遺構だ。

    最後の聖地は、「旧御師丸岡宗大夫邸」。エンディング後のアフタートークに登場する場所だ。

    江戸時代、自治都市伊勢のまちづくりと町の運営を担当し、全国からのお伊勢参りを先導した御師(おんし)は、神職として参拝客を自らの邸宅に泊め、神楽を挙げ、祈禱するなど、大そうもてなしたとされている。

    江戸時代には800軒あった御師邸も、現在はこの丸岡宗大夫邸1軒を残すのみで、歴史的に非常に貴重な場所である。お伊勢参りの仕掛け人の邸宅から、お伊勢参りを始めることも、歴史を踏襲する素敵な旅路となるだろう。

    ●旧御師丸岡宗大夫邸
    三重県伊勢市宮町1丁目9−7
    TEL 0596-27-0455

    さて、今回紹介した『伊勢古着日和』で訪れたロケの先々は、風情が感じられ、人情も逞しく、新たな発見のある場所ばかりであった。次の休日は、伊勢を旅先候補の1つとして採り入れてみてはいかがだろうか。

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    俳優・光石研の『伊勢古着日和』はYouTubeにて公開中!