『プラダを着た悪魔』やアカデミー賞助演女優賞に輝いた『レ・ミゼラブル』など数々の話題作に出演し、ブルガリや資生堂のアンバサダーも務めるなどマルチな活躍で人気のアン・ハサウェイ。11月12日に41歳の誕生日を迎え、オンラインマガジン「ポーター」で大胆なルックを披露してエイジングとキャリアについてオープンに語った。
地味な女子高生がある日突然ヨーロッパの小国の王女であることを知らされる『プリティ・プリンセス』でヒロインを演じて2001年に映画デビューしたアンは、オスカーも手にするするなど20年以上に渡って順風満帆のキャリアを歩んできた。しかし、10代で業界に入った当初「35歳でキャリアが崖から落ちる」と成功のタイムリミットを宣告されていたという。
ハリウッドに存在する年齢差別を告白
過去にも30代前半で「もう若くない女優」のレッテルを貼られたことを明かしていたアンは、キャリアを始めると同時に35歳でキャリアの終わりが来ることを告げられていたとポーター誌で告白。一部のスタジオ幹部が今もこうした年齢差別的な考えをもっているとした上で、仕事があることへの感謝の気持ちを語った。
「多くの女性たちが、同じ状況に直面している」と話すアンは、まだ手放しで喜べる状況ではないものの「この間に、より多くの女性が長いキャリアを積めるようになった。これは素晴らしいことだと思う」と時代の変化を口にする。一方で「誇るべきことはたくさんあるが、正すべきところも多くある」と、さらなる変革を求めている。
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作品への思いを明かす
「自分が誰かの人生の一部になっていると思うと、とても嬉しい気持ちになる」と女優という仕事について語るアンは、出演した作品が公開後も人々の中で生き続けることが喜びだと話す。また、自らを「野心家」だと公言するアンは、「目標があり、夢がある。それは若い頃とあまり変わっておらず、今も追い求めている」と、人生を貪欲に生きていることも明かした。
シースルーブラを着こなす写真も公開
そんなアンは、ポーターで素肌にシースルーブラを着用しただけの姿も披露している。ジーンズの上に羽織ったロングコートの下からブラがのぞく大胆なルックやブラの上にジャケットを羽織って笑顔でカメラを見つめる写真など、大人の魅力を表現。クラシックでエレガントなファッションからスタイリッシュなスタイルに変化しているアンの最新ルックに、「なんて若いの」「年齢を感じさせない」と称賛の声が寄せられている。
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シースルーブラ姿を披露。
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ポーターの表紙を飾ったアン・ハサウェイ。
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レッドカーペットで大胆なドレス姿を披露したアン・ハサウェイ。
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