フライターグ×エンダースキーマ初コラボ記念!ハンドルを縫いつけるワークショップに潜入

  • 写真・文:一史

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革ハンドルを手縫いで取り付けたプチ自作バッグ。左右ハンドルの色が違うバイカラー配色がお気に入り。でも実はバイカラーはNGだった……!←後述します。

5年越しでようやく形になった企画だそうです。
スイスのフライターグ(FREITAG)と、日本のエンダースキーマ(Hender Scheme)とのコラボ製品。
その名も「FREITAG by Hender Scheme」

第1弾アイテムは、長方形ショッピング型トート「F52 MIAMI VICE」を二次創作した「HS MIAMI VICE」
手持ちハンドルをオフカットレザーのベージュのヌメ革に取替え、外した2本のハンドルを一直線に縫い合わせてショルダーストラップにアレンジ。
さらにフロント内側にレザーパーツとマグネットを取り付け、上部が閉じる仕様に。
従来品のシンプルな味わいを活かしつつ、持ち歩く実用性が高められてます。
発売は10月28日(土)より、エンダースキーマ直営「スキマ 恵比寿」にて、29日(日)より「スキマオフィシャルオンラインショップ」にて。

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参加者が真上から動画撮影のスマホをセットできるメタルスタンドまで用意されたワークショップ会場。

使い古しのトラックタープ(運送トラックの幌)をアップサイクルするフライターグは、世界的なSDGsの先駆者。
ヌメ革で知られるエンダースキーマも循環型のモノづくりに関心が深く、両者の思惑が一致して製品化に至ったようです。
このバッグの登場を記念して、エンダースキーマが東京の直営店「スキマ 恵比寿」でワークショップ「HS MIAMI VICE workshop」を開催。
11月4日(土)と5日(日)の2日間。
最後の製造工程であるハンドル取り付けの手縫いを参加者が行うもの。
さらに!
既製品ではベージュ色(ヌメ)のみのハンドルを、6色から選べる特別企画です。

<選べるパーツ>
・本体ーーーワークショップで用意されたうちから1体。
・ハンドルーーー全6色のうち1色。

<選べないパーツ>
・縫い色ーーー生成りのみ。
・マグネットつき留め具ーーーベージュ革のみ。

配色にこだわる人はハンドルを選ぶとき、縫い糸との調和も計算するとよさそう。

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販売品のラインナップ。フライターグ自体がアップサイクル品で、ひとつとして同じ柄なし。一期一会の買い物です。

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わたしが選んだ本体とハンドル。赤ハンドルの色をワンポイントに目立たせたくて、もう片方をネイビーにしました。←左右同じ色にするのがワークショップの正規ルールです。今回はテストサンプル扱いでつくらせていただきました。

今回参加したのは、関係者らを招いて行われた先行体験会。
指導スタッフさんたちの研修も兼ねていたのでしょう。
本番前のシュミレーションとして。
会場はスキマ 恵比寿2Fで、実際の場所と同じです。

ただここでひとつ残念なお知らせが。
ワークショップの申込みはすでにソールドアウト……。
エンダースキーマはファン層が厚いですし、参加費が¥36,300(税込)で既製品と同額のお得感もありますし。
実は既製品もオンライン上では完売間近なのですが、「数量限定」とはアナウンスされてません。
追加リリースを期待してお待ちくださいませ。

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使う道具は、ミニハサミ、目抜き、クリップ、紙シート、縫い針と糸(下写真)。
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蝋引きの縫い糸と針2本。針は2本ともいちどに使います。糸巻きまでなんとヌメ革。

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あらかじめ全パーツに穴が開けられ、針を通した糸を刺していくだけのアマチュア仕様。クリップ留めした紙シートはマグネット同士のくっつき防止用パーツ。わたしは邪魔だったので外して縫ってました。
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1メートルに切った糸の両端に針をつけ、1穴ずつ2つの針を交互に刺し縫い進めます。最後は糸を革パーツの下で強く結び、5ミリ残して切り取った糸を目抜きで革パーツ下に押し込んで完成。

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わたしのミス縫いをほどいてくれた指導スタッフの手際のよさったら(←しょーもない参加者ですみません……)。蝋がついた滑る手で針を引っ張り出すのは少し力とコツが入ります。握力が弱い人はスタッフさんを頼りましょう。
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内側のマグネット留めはフライターグのオリジナルにはないディテール。

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ポールに巻きつけられたレザーカバーと相性よすぎるトリコロール配色。

わたしが制作途中に縫いミスした要因は、気が散っていたから。
作業者兼取材者だったため「参加者が退出して人数が減ったら部屋を撮ろう。さっきのも撮り直したほうがいいかなぁ」などと考えて集中力を欠いてました。
職人さんの集中力の凄さ、素材を傷つけないように扱うたいへんさも実感できたワークショップでした。
バッグやシューズは川で拾ってきた石ころでなく、人がつくった製品。
そんな当たり前だけど忘れがちな身の回りを思い起こさせてくれたいい体験でした。

ちなみにこのバッグ、
めちゃめちゃ使い勝手いいです!
芯入りの丸ハンドルはしっかり握れてバッグをホールドできます。
さらにショルダーストラップが超お役立ち。
肩から下げてすっと手を入れられ、必要なモノをすぐ取り出せます。
幅が細すぎるかと思いましたが、荷物が重いわたしでも痛くなく問題なし。
荷物で形を整えれば自立するバッグですから(折り畳まれた中央が曲がりがちなものの)、カフェで席横に床置きしてパソコンを取り出すのも快適。
トップを閉じられるギミックがこんなとき効いてきます。
ただしポケットがひとつもありませんので、インナーポーチを別途用意して荷物を小分けしましょう。

カラフルなバッグはファッションとして、地味な服装を洒落見えさせる便利アイテム。
家にバッグが70個以上ある変わり者が、しばらくこればかり使う愛用品になりそうです。

スキマ
https://online.henderscheme.com/

All photos&text©KAZUSHI

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フライターグ×エンダースキーマ初コラボ記念!ハンドルを縫いつけるワークショップに潜入

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革ハンドルを手縫いで取り付けたプチ自作バッグ。左右ハンドルの色が違うバイカラー配色がお気に入り。でも実はバイカラーはNGだった……!←後述します。

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参加者が真上から動画撮影のスマホをセットできるメタルスタンドまで用意されたワークショップ会場。

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販売品のラインナップ。フライターグ自体がアップサイクル品で、ひとつとして同じ柄なし。一期一会の買い物です。

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わたしが選んだ本体とハンドル。赤ハンドルの色をワンポイントに目立たせたくて、もう片方をネイビーにしました。←左右同じ色にするのがワークショップの正規ルールです。今回はテストサンプル扱いでつくらせていただきました。

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使う道具は、ミニハサミ、目抜き、クリップ、紙シート、縫い針と糸(下写真)。
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蝋引きの縫い糸と針2本。針は2本ともいちどに使います。糸巻きまでなんとヌメ革。

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あらかじめ全パーツに穴が開けられ、針を通した糸を刺していくだけのアマチュア仕様。クリップ留めした紙シートはマグネット同士のくっつき防止用パーツ。わたしは邪魔だったので外して縫ってました。
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1メートルに切った糸の両端に針をつけ、1穴ずつ2つの針を交互に刺し縫い進めます。最後は糸を革パーツの下で強く結び、5ミリ残して切り取った糸を目抜きで革パーツ下に押し込んで完成。

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わたしのミス縫いをほどいてくれた指導スタッフの手際のよさったら!(←しょーもない参加者ですみません……)。蝋がついた滑る手で針を引っ張り出すのは少し力とコツが入ります。握力が弱い人はスタッフさんを頼りましょう。
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内側のマグネット留めはフライターグのオリジナルにはないディテール。

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ポールに巻きつけられたレザーカバーと相性よすぎるトリコロール配色。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
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