夏こそ早朝に街を走ろう。ルルレモン、アジア初のランフェスが開催

  • 文:今泉愛子
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ランニング熱が再び高まっている。スポーツメーカーのアシックスは2023年1-3月期に過去最高益を更新。売り上げを支えたのが高機能ランニングシューズだという。女性用ヨガウェアブランドとして始まったルルレモンでも男性用ランニングウェアが注目を集めている。

カナダ・バンクーバーの「ルルレモン」がアジア初のランニングフェス「lululemon Stride」が東京で開催された。様々なカルチャー、国籍のランナーやインフルエンサーが集まり、楽しみながら走ることを目的としたイベントだ。

この夏、どこを走るのか。おすすめしたいのが早朝の街ランだ。早朝は夜よりも気温も湿度も低く、7時くらいまでにランニングを終えれば暑さはそこまで気にならない。

早朝なら人も車も少なく、東京タワーや銀座の並木通り、新宿ののんべい横丁や高層ビル街などいつもとはまるで違う街の様子がじつに新鮮だ。渋谷のスクランブル交差点では、空を見上げながらのんびりと走ることができる。

街には建物が立ち並ぶから日陰もあり、コンビニや自動販売機など給水場所が多いのもありがたい。つらくなればバスや地下鉄を使えるから、安心してロングランにも挑戦できる。

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高層ビルがない渋谷のスクランブル交差点は意外と見晴らしがいい。

オーストラリアの人気ヨガ講師でランナーでもある、ライアン・マニックスさんは東京の街ランの魅力について「スカイツリーから浅草の雷門、アメ横、上野公園と走っても5kmくらい。30分走るだけで名所巡りができます」と語る。東京都庁から明治神宮、代々木公園を抜けて東京タワーまで走っても10km足らず。東京は意外とコンパクトだから地図を見ながら計画するのも楽しい。

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日中はたくさんの観光客が訪れる雷門。

ランニングはとても手軽で自由なスポーツだ。自分が好きな場所を好きなだけ走ればいい。速くても遅くても、短時間でも長時間でも、走っていると不思議と心が整うのはシンプルな動きを繰り返すことで脳が適度にリラックスするから。

次の週末、少し早起きをして走ってみるのも悪くない選択だ。

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ライアン・マニックスさんは、東京で街ランイベント「lululemon stride」に参加。走りながら名所巡りを堪能した。

lululemon

www.lululemon.co.jp