手錠みたい…。それでも2つの最高級ホテルが入る、ドーハの新ランドマークタワーとは

  • 文:佐藤まきこ
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Katara Towers

三日月を2つ組み合わせたような、手錠のように見えるこの建物。中東の国、カタールで5年の歳月をかけて建設されたカタラタワー(Katara Towers)は、5つ星と6つ星の最高級ホテル2つのほか、ブティック、レストラン、エンターテインメントスポットなどが入る複合施設だ。

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カタールの最新ランドマークタワー

石油を産出することから裕福な国として知られるカタール。カタラタワーはそんな煌びやかな同国にふさわしく、ラグジュアリーなホテル2つが入る新しいランドマークで、2022年に行われたワールドカップ開催にあわせてオープンした。カタールで注目される最新の建物のひとつだ。

向かって左側のタワーに入るのは、5つ星ホテルの「ザ・ラッフルズ・ドーハ」。全室スイートの中でも特に豪華なのが、33階と34階に位置するロイヤルスイートと呼ばれる部屋だ。900平方フィート(約83平方メートル)の広さには、プライベートシネマのほか、ゲームルーム、マジュリス(サロンを意味し、広場やミーティングなどを行う場所)が設けられている。専用プールと専用エレベーターが設置され、カタールの要人やVIPの利用が見込まれている。

右側のタワーは「フェアモント・ホテル・ドーハ」。世界最大級という高さ56mのシャンデリアが飾られたロビーから圧巻の世界が広がり、33階と34階のバーではドーハの街を見下ろしながらお酒をたしなめる極上のひとときが待っている。客室は全362室。スイートにはテラスや個別のラウンジもあり、6つ星ホテルに恥じない豪華な時間が約束されているようだ。

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FIFA関係者やカタール王室が利用したという噂

カタラタワーは2022年のワールドカップ開催時にオープンしたが、2つのホテルが一般公開されたのは2023年1月のこと。ワールドカップ期間中は、FIFA関係者やカタール王室などが宿泊利用したという噂だ。

またカタールの国章は、2本の新月刀(シャムシール)を重ねたようなデザインが描かれており、2022年に現在の形に変更された。このタイミングに偶然、カタラタワーの工事完了の時期が重なり、同じような形の建物が出来上がった。

カタールの新しいランドマークとなったこのタワー。中東方面へ旅に行く際は、ぜひチェックしてみてはどうだろう。

【出典】
https://www.cnn.com/travel/article/raffles-fairmont-doha-qatar-hotel
https://www.instagram.com/rafflesdoha/
https://www.instagram.com/fairmontdoha/

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ラッフルズ・ドーハ

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フェアモント・ホテル・ドーハ

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