ヘンリー王子が全裸、ジョン&ヨーコのベッドイン…世界のスキャンダラスなホテル7施設を紹介

  • 文:佐藤まきこ

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著名人やセレブによるスキャンダルが起きるのは、ホテルの一室である場合が多いのかもしれない…。世界には、夜遊びから刑事事件に発展したものまで、さまざまなスキャンダルの舞台となったホテルがある。そんなホテル7施設を紹介しよう。

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ヘンリー王子の全裸写真が流出
「ウィン・リゾート」(ラスベガス)

英国王室から離脱して、王室生活に関する暴露本を出版するなど、なにかと世間を騒がせているヘンリー王子。そんな彼の最もスキャンダラスな事件とも言えるのが、ラスベガスで撮影されたという全裸写真。「ウィン・リゾート」のスイートルームに宿泊して女性などと豪遊した際、それらの写真が出回ったようだ。このスイートルームは63階にある2401号室。宿泊にかかった3万5000ドル(約470万円)は、同リゾートオーナーが免除したと言われている。

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iStock - Alina555

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セックス・ピストルズのメンバーが女性を刺した
「ホテル・チェルシー」(ニューヨーク)

1970年代後半に一世を風靡したイギリス発のパンクロックバンド、セックス・ピストルズ。過激なパフォーマンスを繰り広げた彼らは私生活も過激だったようで、ベーシストのシド・ヴィシャスが1978年、NYの「ホテル・チェルシー」の一室で恋人の女性を刺した。シドは殺人罪で起訴され、保釈中に薬物中毒で自ら命を絶ったのだ。現在は長期滞在者向けのホテルとなっているが、昔から音楽家や芸術家が好んで滞在してきた場所で、マドンナが写真集「SEX」の撮影を行ったのもこのホテルだ。

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iStock - peterspiro

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盗聴器が仕掛けられた
「ウォーターゲートホテル」(ワシントンD.C.)

ワシントンD.C.にある「ウォーターゲートホテル」は、1972年に起きた「ウォーターゲート事件」の舞台となったホテルだ。ホテル内に本部をおいた民主党の客室に、共和党が盗聴器を仕掛けたことが発覚。当時のニクソン大統領の関与も明らかになり、大統領は任期途中で辞任する事態に追い込まれた。事件後、ウォーターゲートホテルはさまざまな企業に買収されていったが、盗聴器が仕掛けられた214号室は現在、「スキャンダルルーム」と呼ばれ、一般公開されているという。

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iStock - RiverNorthPhotography

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怪奇現象が頻発する
「スタンレーホテル」(コロラド州・エステスパーク)

コロラド州にある「スタンレーホテル」は、昔から幽霊が出ると言われる“呪われたホテル”。418号室あたりでは、くすくすと笑う声が聞こえたり、人が歩き回る音が聞こえたりするほか、217号室ではかつて起きたガス爆発事故で亡くなったメイドが憑いていると噂されている。ホラー作家のスティーヴン・キングがそんな同ホテルでの宿泊体験をもとに、ホラー映画「シャイニング」の原作を作ったとか。いわくつきの部屋は、現在も宿泊できるそうだ。

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iStock - gregobagel

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コメディアンが命を絶った
「シャトー・マーモント」(ハリウッド)

ハリウッドにあるセレブ御用達ホテルとして知られる「シャトー・マーモント」。これまでにも数々のエピソードがあるが、その中でも象徴的なのが、コメディアンのジョン・ベルーシがコカインとヘロインを摂取して死亡した場所だったことだ。彼の死の真相に迫る書籍が出版されているが、それらによるとジョンが泊まった部屋には、コカインが詰まれていたとか。その後、ホテルは客室を全面改装したが、怪奇現象が起こるなどと噂されている。

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iStock - Anne Czichos

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ジョン・レノンとオノ・ヨーコが泊まった
「フェアモント ザ クイーン エリザベス」(カナダ)

「ベッドイン」と題され、ジョンレノンとオノヨーコ夫妻が繰り広げた平和活動。刺激的な名前とは裏腹に世界の平和を語る内容で、2度にわたって行われた。その2回目の舞台となったのが、カナダのモントリオールにある「フェアモント ザ クイーン エリザベス」だ。ジョン・レノンの死後、彼らが使った一室を含めたスイートルームは改装後に「ジョン・レノン&オノ・ヨーコ スイート」と名前を変えて利用されている。客室にあるミュージックプレーヤーをつけると、夫妻が滞在中に録音した平和を願う歌「Give Peace a Chance」が流れてくるのだとか。

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iStock - BalkansCat

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国際通貨基金専務理事の性的暴行事件
「ソフィテルNY」(ニューヨーク)

国際的な機関のトップによるスキャンダルの一つが、国際通貨基金(IMF)で当時専務理事を務めていたドミニク・ストロスカーンが、「ソフィテルニューヨーク」の客室係の女性に性的な行為を強要したという事件だ。政治的な陰謀論も渦巻くなか、結局訴訟は和解に落ち着いた。事件があった客室は「L'Appartement New York」と名前を変え、現在も1泊1700ドル~(約23万円~)で宿泊できるとか。

https://www.instagram.com/sofitelnyc/

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いわくつきのホテルや部屋は世界中に数多くある。次の海外旅行のときは、これらのホテルを宿泊先の候補に考えてみても面白いかもしれない。

【出典】
https://www.dailymail.co.uk/travel/article-11772241/Americas-controversial-hotel-rooms-guests-like-Prince-Harry-Watergate-burglars.html

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ウィン・リゾート(ラスベガス)

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iStock - Alina555

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ホテル・チェルシー(ニューヨーク)

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iStock - peterspiro

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ウォーターゲートホテル(ワシントンDC)

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iStock - RiverNorthPhotography

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スタンレーホテル(コロラド州・エステスパーク)

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iStock - gregobagel

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「シャトー・マーモント」(ハリウッド)

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iStock - Anne Czichos

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「フェアモント ザ クイーン エリザベス」(カナダ)

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iStock - BalkansCat

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「ソフィテルNY」(ニューヨーク)

https://www.instagram.com/sofitelnyc/

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