デビッド・ホックニーがiPadをつかった作品を発表。ロンドンの新ギャラリーのこけら落としが豪華すぎる!

  • 文:宮田華子

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LONDON ロンドン/イギリス

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「Gregory Swimming Los Angeles March 31st 1982」(複合ポラロイド、273/4 x 51 1/4インチ)。 © David Hockney

キングスクロス駅隣接エリアに開館した「ライトルーム」は、「アーティスト主導のショーを仕掛ける」と謳う没入型アート体験スペースだ。こけら落としとなるエキシビションは『デビッド・ホックニー:より大きく&近く(小さくなく&遠くない)』(開催期間:~4/23 料金:一般25ポンド~)。週末枠のチケットは入手困難となるほど。

最新デジタル技術を備えた会場で行われる6章50分のデジタルショーは、代表作に加え、新作も披露される。ホックニー自身が3年の歳月をかけて練り上げた内容であり、写真やiPad等、多様な手法を駆使して世界の美しさを伝える。本人のナレーションで製作プロセスを語る、うれしい「おまけ」付きだ。

 

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『 August 2021, Landscape with Shadows』の模型を覗くホックニー。12枚の絵がひとつの作品になる。チケットは4/23分まで発売中。https://lightroom.uk © David Hockney. Photo by Mark Grimmer

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※この記事はPen 2023年3月号より再編集した記事です。